暗い過去を抱え、海軍士官学校に入学するザック・メイヨが、鬼軍曹のもと、厳しい訓練に耐えながら成長していく。リチャード・ギアの代表作。卒業の日、町工場で働く恋恋人を迎えに行き、抱きかかえて歩いていくラストがさわやかで、印象的。
主題歌の"Up Where We Belong"は、第55回アカデミー賞歌曲賞を授賞。
強面だが人間味ある軍曹を演じたルイス・ゴゼット・Jrが、助演男優賞を授賞。
塾の先生に薦められて学生時代に観て、初めてリチャード・ギアという俳優を知った。最初は、かなり嫌な奴な主人公(R・ギア)が、厳しい訓練をするうちに考え方をあらため、成長していく過程が面白い。
この映画は、名シーンが沢山あるが、私が一番好きなシーンは、鬼軍曹に1人しごかれ、ついに本心を叫ぶ場面。
“I got nowwhere else to go!” ここしか居場所がないんだ!
感動のシーンもつかのま、しごかれているのを知っている仲間がある行動を。
緩急あるストーリーで、最初から最後まで楽しませてくれます。
鬼軍曹を演じた、ルイス・ゴゼット・Jr.は、NYニックスの元プロバスケ選手。
何と言っても映画の最後、軍服を着て、薄暗い町工場に入っていき、彼女を抱き上げて去っていく姿は、誰もが納得の名シーン。
お姫様抱っこは永遠なり!
【映画 ロケーション】
海軍士官学校シーン
Fort Warden State Park
パブのシーン
Conservatory Coastal Home(インテリア店)