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アントワン・フィッシャー きみの帰る場所 Antwone Fisher (2002)

アントワン・フィッシャー きみの帰る場所<特別編> [DVD]

監督・製作:デンゼル・ワシントン
脚本・共同制作:アントワン・フィッシャー
製作:トッド・ブラック ランダ・ヘインズ
出演:デレク・ルーク デンゼル・ワシントン

問題ばかり起こす米軍水兵アントワンは、軍の精神科医であるダヴェンポートのの診察を受けることになる。最初は、反抗的だったアントワンだったが、やがて子供の頃の虐待について語り始める。

以下ネタバレあり

 

脚本担当のアントワン・Q・フィッシャーの実話をもとに作られた作品。
上記動画は、アントワン・Q・フィッシャーのインタビュー映像。

 


アメリカ海軍艦船の乗組員アントワン兵曹は、興奮しやすくケンカっ早い性格のため精神科医の診察を命じらる。
担当する精神科医ダヴェンポート中佐に、アントワンはなかなか心を開かない。
しかし、何回かの診察後、アントワンは自分の過去を率直に語り始めた…。

生まれる前に父を亡くし、女子刑務所で産まれたアントワンは、孤児院に入った後、牧師の家の里子になるが、そこでの生活は聞くに堪えないものだった。
カウンセリングを続けるうちにアントワンは、徐々に心が落ち着きだし、愛する彼女とともに、自分の家族を探す旅に出ることを決意する。

 

児童虐待の話は、ラストがハッピーエンドでも観ていて辛く、またこれが実話だと知りショックを受けた。
最近は、虐待のニュースが日常的になりつつあるが、科学がいくら進歩しても理性は進歩しないのでしょうか?

 

(注意:エンディング動画)
デンゼルは、軍服の似合う俳優。今回の軍服姿もセクシーでした。

 

Finding Fish: A Memoir (English Edition)

アントワン・フィッシャー回顧録『Finding Fish』をもとに映画化した。
2001年の 大ベストセラー作品。

 

Who Will Cry for the Little Boy?: Poems

2002年12月ウィリアム・モロー社より発売
『Who Will Cry for the Little Boy』で詩人としてもデビュー。
映画でも詩が使われたシーンがあった。