西暦2079年、地球は異星人ケンタウリと軍事衝突を繰り返し、人類は防御シールドに守られたドーム都市で生活していた。スペンサー(ゲイリー・シニーズ)が職場へ向かうと、地球保安局ESAのハサウェイ少佐(ヴィンセント・ドノフリオ)が現れ、スペンサーという“人間”は既に死んでおり、現在のスペンサーはケンタウリが作った精巧な“クローン人間”で、体内に爆弾が仕掛けられていると言ってきた…。
★ネタバレ注意★
原作は、フィリップ・K. ディックの短編「にせもの」。
ストーリーだけ聞くと、主役はシュワルツネッガーっぽい。
ゲイリー・シニーズはイマイチ合っていなかったかも。
どんでん返しのラストは驚かされるが、ハリウッド映画ならば、無実の罪で追われる
主役は、逃げながらなおかつ真犯人を追い、すかっと勧善懲悪でエンドロールに
なってほしかった。
ラストは「だまされた!」というよりも「そんなオチ?」。
テレビで映画をだらだらとながら観していたのが原因か。
映画館で真剣にストーリーに入っていたらもっと楽しめた作品だと思う。