30歳目前にして自分にぴったり合う靴が見つけられず、裸足でさまよい続けている・・・この映画のヒロイン、マギーはそんな女性だ。弁護士として活躍する姉のローズとは反対に、キャリアも資格も学歴もないマギーが、たったひとつ人に誇れるのは、グラマラスなルックスだけ。だが、若さの賞味期限はそれほど長くない。そのことに気づいたマギーは、遅まきながら自立の坂道を登り始める。よろめき、つまずき、傷ついて、自分のみじめさを噛みしめる日々。その間、唯一の理解者だったローズと対立し、完全に居場所をなくしてしまうマギー。そんな彼女が向かったのは、最近まで存在さえ知らなかった祖母の住むフロリダ。
洗いざらしのスニーカーが似合うこの土地で、マギーは今まで知らなかった本当の自分と出会うことになる―――。
以下ネタバレ感想
ありがちな姉妹の確執(オバカな金髪美女vsひっつめ髪の真面目地味女)がテーマな作品だが、彼女達が悩みながら成長していく姿が素晴らしかった。
お婆様役のシャーリー・マクレーンがステキ!
いつまでも若々しいけれども、いったい何歳?ふんわりとしたピンクのスーツを着てダンスをしているシーンがとっても素敵でした。
姉が最初に付き合っていた男性が、昔くじらというあだ名をつけられていたと言った時に笑ってしまいました!納得のあだ名でした。
姉を愛するサイモン役のマーク・フォイアスタイン、とてもいい役でした。
美味しいものを知っている男性っていい。
博学であってもウンチク男ではないところが、余計にいい!
美味しいものを一緒に食べることで、ぐっと親密になれる気がします。
あの悪魔な継母が、ローズを太っているとか食欲旺盛とか悪口言いますが、全然太っていないので不思議でした。
確かにキャメロン・ディアスと比べたら…ですが、全然です。
キャメロン・ディアスのほうが、「あ、やっぱり歳とったな…。」というシーンが多かった気がします。
ラストの結婚式のシーン、幸せいっぱいになりました。
女性に観て欲しい作品です。
【映画ロケーション】
レストラン:Jamaican Jerk Hut
結婚式の会場:上記レストランJamaican Jerk Hutの裏庭