2001年12月１日。妻を１年前に亡くして以来、男手１つで16歳の息子トミーを育ててきたデリの経営者、フランク。彼が殺され、エルサルバドルからの不法移民であるデリの従業員、リカルドが逮捕された。
そして現在－－。リリーとヴァレンズは、リカルドの弟パウロの訪問を受け、パウロは兄の無実を訴える。リカルドに有罪判決が下ったのは、デリのレジから消えた分と同額の現金を彼が持っていたからだが、彼からの手紙によれば“事件の２週間前、フランクの家が荒らされた”という。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
以下、ねたばれ感想
今回の事件は、親の事件だったので、何とも救われない内容だったが、ラストでリカルドが新たにお店をオープンし、それをフランクが笑顔で見守っているというシーンでほっとした。
また、ニックと赤ちゃんの話が最高でした。
赤ちゃんを押し付けられて、別室で寝るまで困り顔で抱っこしているニックが可愛くって！
「子供がいなくて良かった」なんて、憎まれ口を叩いていたけれども、絶対赤ちゃんかわいい～と思っているに違いない…と思っていました。
そうしたら、ラストで養子縁組の書類を作っているニックが！
ニックパパ、きっと良いパパになるだろうな～と微笑んでしまいました。
しかし、あの息子。
いかにもワルのほうが、あの素直な息子を怖がっていたなんて。
アメリカ版キレる若者の事件だったのですね。
しかし、リカルド、再捜査されなかったら、冤罪でずっと刑務所暮らしだったのでしょうか。そう考えると恐ろしい！
でも家族で新しいお店が開けて本当に良かった。
今までの幸せを取り戻して、幸せになってもらいたいです。
