患者を安楽死させたリチャーズ医師が起訴された。
患者の女性の家族も安楽死を望んでいた。弁護についたボビーとエレノアは、
ヘレンと法廷で対決し、裁判はヒートアップ。
最終弁論で、ボビーは自分の母親の死について、ヘレンは祖母の安楽死について
語り始める。
賭博容疑で逮捕されたカール・マルゾーンは、現役から退き小遣い稼ぎにと
賭博をしていた。
実は警察は、彼のファミリーのボスを狙った囮捜査をしており、偶然その囮に
カールがひっかかり、逮捕されてしまったのだ。
リンジーは懲役一年の司法取引に応ずるよう説得するが、ユージーンは無罪を
賭けて最終弁論に望む。
以下ネタバレ感想
安楽死の問題について、本当に考えされる話だった。
ヒートアップしてしまうボビーとヘレンには、過去に家族の死によって
お互い正反対の考えを持つことになり、どちらも愛する家族のために
有罪・無罪を勝ち取りたかったのだった。
二人の最終弁論を聞き、本当に涙が出てしまった。
ヘレンが苦手だったけれど、あの最終弁論のシーンでとても親近感が沸き、
素敵な女優さんだなと思いました。
もう1つのほうも、面白い裁判でしたが
やはり安楽死裁判のほうが、インパクトが大きかったため、ついつい二の次に。
あのトイレが近いという裁判官が、実は二人の過去について知っていたことが
わかり、意外といい奴!と思ってしまいました。