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ボストン・リーガル2 Witches Of Mass Destruction

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Shirley SchmidtとDenise Bauerは、子供が通う公立学校のハロウィン祭について訴えるキリスト教信者とWiccan信者の両親の弁護を引き受けることに。

一方、Garrett Wellsとアランは、イラク戦争で弟を亡くした女性が軍に対し訴訟を起こした件を担当することに。デニーは、戦争賛成派のため、アランがこの弁護を担当するのであれば絶交するとアランに告げる。

今回の訴訟は二つとも却下されてしまいましたが、

最終弁論は二つとも素晴らしいもので感動しました。

シャーリーは、ドイツの反ナチス神学者(牧師)

Martin Niemoeller(マルティン=ニーメラー)の有名な

"First they came…" という詩を朗読しました。

説明はなくとも心に響く内容でした。

When the Nazis came for the communists,

I remained silent;

I was not a communist.

When they locked up the social democrats,

I remained silent;

I was not a social democrat.

When they came for the trade unionists,

I did not speak out;

I was not a trade unionist.

When they came for the Jews,

I remained silent;

I wasn't a Jew.

When they came for me,

there was no one left to speak out.

彼ら(ナチス)が最初に共産主義者を攻撃したとき、私は声をあげなかった、

私は共産主義者ではなかったから。

社会民主主義者が牢獄に入れられたとき、私は声をあげなかった、

私は社会民主主義ではなかったから。

彼らが労働組合員たちを攻撃したとき、私は声をあげなかった、

私は労働組合員ではなかったから。

彼らがユダヤ人たちを連れて行ったとき、私は声をあげなかった、

私はユダヤ人などではなかったから。

そして、彼らが私を攻撃したとき、

私のために声をあげる者は、誰一人残っていなかった。

ウィキペディアより引用)

アランの最終弁論も心に響くものでした。

あの裁判官の心にも響いていたようですが、

残念ながら却下ということになりました。

アランは、キャシー(弟を亡くした姉)に

I hope at least somebody heard your screams.

と伝えました。

貴方の叫び(訴え)は、誰かにきっと届いたはずだ、と。

それに対し、キャシーもアランに

If not, then maybe they heard yours. Thank you.

と応えていました。

ここでジワジワジワっ~とまた感動!

今回はベスト5に入る感動最終弁論でしたが

逆に笑えたのが、アランたちのハロウィン衣装!!!

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フラミンゴですよ!ふらみんごっ!

それも一番フラミンゴに似つかわしくない

丸っこい2人がフラミンゴですっ!!!

真面目な顔して着ている二人がおっかしーのです!

またアランは、デニーに対し

Denny, you look pretty in pink.

なーんて言っておりました。

pretty in pinkといえば、

まだ若かりし頃のジェームズ・スペイダーが出演作した

映画です♪

ひっかけてということなのかな?!

2人のフラミンゴの後姿がなんとも言えず滑稽で

なおかつ仲直りできてよかったね♪とシミジミ思える

シーンでありました。