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007 カジノ・ロワイヤル  CASINO ROYALE (2006)

カジノ・ロワイヤル (字幕版)

監督 : マーティン・キャンベル
原作 : イアン・フレミング
出演 :ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン マッツ・ミケルセン
   ジュディ・デンチ ジェフリー・ライト ジャンカルロ・ジャンニー


2回の暗殺を成功させたジェームズ・ボンドは“00(ダブルオー)”の地位に昇格。
最初の任務で、世界中のテロリストの資金源となっている死の商人ル・シッフルの存在を突き止めることに。
高額掛金のポーカーで資金を稼ぐル・シッフルと勝負をし、彼のお金を巻き上げるよう命じられたボンドは、モンテネグロに向かう途中、掛金1500万ドルの監視役としてやってきた外務省の担当者である美女ヴェスパー・リンドと出会う。

 

 

 原作は、イアン・フレミングの007シリーズの長編第一作目のCasino Royale / You Asked for It。

 

はじめて 映像化されたのは、1954年にCBSでテレビドラマとして。

 

1967年に映画化されるが、何故かドタバタコメディ作品に。
その後、2006年に映画化されるまで、時間がかかったのは
この作品の映画化権を、まだ無名だったイアン・フレミングが、格安の6000ドルで売ったことが原因だと言われている。
設定も、隠居したジェームス・ボンドのかわりに、情報部員らが全員ジェームス・ボンドを名乗り活動するなど、完全なパロディ作品に。

 

約40年の時を経て、ようやくカッコいいボンドとしてリメイクされることに。

 

 (感想)
父親の影響で、子供の頃から007の映画を観ていた。
何で絶世の美女が、こんな禿げかかった濃いオッサン(ショーン・コネリー)に恋してしまうのかが、とても不思議だった。
様々なスパイグッズを観ることと、素晴らしい音楽に魅了されていた。
♪フロムロシア、ウィズラーブと鼻歌で歌っていた。

今回、賛否両論あったボンド役のダニエル・クレイグ
個人的には、満足!
若きボンドが007になっていく過程を描いた作品のため、妙に親近感が沸くボンドで少し可愛らしくも見え。

お気に入りのシーンは、目の前で人が死んだのを見て動揺するヴェスパーの傍にいてあげるところ。

最後の最後で、いつものキメ台詞が出たのもカッコいい!
次回のジェームス・ボンドもダニエル・クレイグでお願いします。

 

 

【映画ロケーション】

モンテネグロのホテル (グランドホテル・パップ)

 

 ボンドの初めての殺しの現場

 

 カジノ・ロワイヤル (Kaiserbad Spa)

 

ラストシーンの邸宅 (Villa La Gaetana)

 

ラストシーンの動画で確認できますが、ネタバレ注意。