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ボストン・リーガル2 第12話 「悲しき変人」 Helping Hands

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FOXオフィシャルサイトより

デニーの婚約を知ったシャーリーら事務所幹部たちは、ベヴがデニーを操って事務所に害を与えるのではないかと戦々恐々。そんな幹部と対立しつつジェリーの弁護を担当したアランは、彼の変人ぶりに意外な原因があったことを知る。一方デニースは、娘の成績に執着する保護者の付きまといに困惑した教師を弁護。当初旗色が良くなかった裁判だが、補佐として同席したダニエルの弁舌と人間的魅力によって、がぜん有利に事が運び始める。

今回の名シーンは、これぞマイケル・J・フォックス!という

ダニエルとダニーとの一場面。

デニースの補佐として弁護につきたいというダニエル

(前回エピ登場:大金持ちのガン患者)は、上の人の了解が

必要だと渋るデニースの前で、ダニーに話しかけ、

あっという間に了解を得てしまいました。

相手がダニーだからというのもありますが、さすが!

映画「摩天楼はバラ色に」のマイケル・J・フォックスを思い出しました。

(完全ベタだけど、あの映画大好きなのです。)

そのシーンでの会話が↓こちら。

Daniel: Daniel Post.

Denny: Denny Crane.

Daniel: I'm a client.

Denny: I'm a partner.

Daniel: CEO, Kreisberg-Pellum.

Denny: My name's on the door.

Daniel: I love the offices.

Denny: Thank you. I love your hair.

Daniel: I got a plane.

Denny: Indeed?

Daniel: Could use a little more color, though.(殺風景だな)

Denny: I'll make a note. My fiancee sells office furniture.(婚約者に内装を任せる)

Daniel: Congratulations. I'd love to meet her.(ぜひ会いたい)

Denny: My club, Thursdays. They serve Reubens.(木曜日にクラブで)

Daniel: I'll take you flying. (遊覧飛行に)

Oh, by the way, I'd like to try a case with Ms. Bauer over here.(デニースに補佐でついていい?)

Denny: Why not? See you Thursday.(どうぞ、では木曜日に)

Daniel: Thursday.

また、ダニエルの最終弁論はとても心に響くものでした。

最後に1人で法廷に残るダニエルの姿を観て涙が出そうになりました。

化学療法を受けるとダニエルから聞いた後、彼が眠る部屋の隣で

ガンについてパソコンで調べ、涙するデニース。

2人の別れのシーンが、ずっと出てこないことを祈ります。

また、日本でも問題になっているモンスター・ペアレントについての

裁判だったのも興味深かったです。

なかなか日本では、教師からモンスターペアレントに対して訴えると

いうことは難しいでしょうが、いずれそんな裁判がニュースになる日も

遠く無い気がします。

ジュリーを弁護するアラン、やっぱり素敵でした!

ジュリーがお父さんがよく言っていた言葉を思い出し、「諦めたくない」と

言ったシーンや、障害についてアランから知らされた時にジュリーが

「ホッとしたよ。自分が大嫌いだった。病気ならば仕方がない。」と

言ったシーンで思わず泣いてしまいました。

確かに変わっている人だけれども、そんな自分に一番彼が苦労したの

だろうなと思い、涙が!

訴訟が取り下げられ、彼の障害についても裁判で公表することなく

安心しました。新しい職場でまた頑張って欲しいです!

デニーの婚約については、事務所幹部としてシャーリーやポールが

心配をして、あれこれと動き見事に失敗。

シャーリーとベヴが2人きりで話しをするシーンでの会話、

紹介したいけど、ブログではちょっと!?(-_-;)

いつもの最後のデニーとアランのシーンも良かったですよぅ!

エンディングには、ボブ・マリーのThree Little birdsが♪

Don't worry about a thing

'Cause ev'ry little thing gonna be alright~♪