大みそかの晩、ウィーンの人々は飲んで歌って大騒ぎをしながら新年を迎えていた。その翌日、モーザー宅に自殺の一報が入る。女性は首を吊って死んでいたが、他殺の疑いがあった。住人に事情を聴くものの、彼らの証言はみな不自然だった。
ウィーンの人々も大晦日はにぎやかなのですね。
シュトッキンガー警部補は義理の両親とともに年明け
していたとのこと。(12時半には寝たそう)
ところが、モーザーは謎の美女と裸でベットに寝ており
ペーター・ヘララー(Peter Hollerer)は、バスタブで寝ていました。
ペーターは、ソファーに寝ようとするたびに
レックスに何度も引きずりおろされ
仕方なくバスタブに寝てたとのこと。
モーザーは美女のことを覚えておらず…。(-_-;)
刑事としていいのだろうか…。
モーザーは、迎えに来てくれたシュトッキンガー警部補に
バスタブに熱いお湯をためて~などお願いし
素直にそうするシュトッキンガー…。何だかオカシイ。
ペーターにもコーヒーを入れてくれるらしい。
キャラ的には「何でオレがそんなこと!」とか怒りそうな
のになあ!!
今回の事件は、マーダー夫人の自殺。
最初から首を絞められた痕がふたつあることから
他殺の可能性が高く、同じマンションに住む住人達が
怪しいと聞き込みすることに。
マーダー夫人の死体、舌が出ていてリアルで怖かった!
住人達は皆口をそろえて、彼女が鬱だったと話す。
皆同じことを言うので、逆に口裏を合わせているのではと
モーザーたちは怪しむ。
中庭でレックスが、マーダー夫人の指紋がついたグラスを
発見。住人の供述と食い違い、益々怪しい。
☆アパートの住人達☆
リードル夫妻
揚げパンをすすめる社長秘書の夫人。
夫フェルディナントは求職中。プライドが高いようだ。
コヴァリック夫妻
奥さんのシシィは、ヘルツォーク氏と不倫中。
知っていても何もいえない夫。
ヘルツォーク氏
イケメン?独身男性 1人暮らし
シシィ・コヴァリックと不倫中
その後、マーダー夫人が鬱ではなかったことが判明。
ますます怪しい住人達。
そんな時に、冒頭で殴られていたホームレス(ペピ)を探しに
別のホームレスがアパートの中庭へ。
リードル氏とコヴァリック氏に見つかり、天井裏に
連れていかれる。
ちょうどモーザーたちがアパートにやってきて
2人の不審な様子から、天井裏をレックスと
ともに調べると、なんと冷蔵庫の中からホームレスが!
モーザーに「たぶんペピも奴らに殺されている」と説明。
なんとペピというホームレスは、自殺に見せかけて殺された
マーダー夫人の別れた夫だった。
逮捕されたあとも、フェルディナント・リードルは
ペピのことを社会のお荷物だ、厄介払いができて警察も喜ぶ
と言い放った。サイテーな男だ。
しかし、口裏あわせをしたほかの住人に罪は問われないので
しょうか?特にリードル夫人などは…。
なんとなくすっきりしないまま、さらりとエンディング。