ベンの子どもを妊娠したキャサリンは、ある決断をするが・・・。
夫イアンが15年前に高利貸しの資金洗浄に加担していたと娘エミリーから聞かされたロズ。イアンも真実だと認めて事情を打ち明けた。事件が公になれば当然ロズの辞任問題に発展する。今や国民の絶大な支持を得ているロズに、情報をもみ消していたミランダは、国民のためにも聞いていないフリをしろという。だが、就任時にウソをつかないと約束していたロズは選択に悩む。
な、なんだ、このエンディング?
人気がなくて、打ち切りになったの?
第6話完結なのに、収拾付かなくなったとか?
最初から思っていたが、毎回色々な問題が出てきても
全ての結末が尻すぼみ…。
最終回での問題は、キャサリンの中絶
(仕事を取るか愛を取るかという悩み)と、
夫イアンの過去の資金洗浄の問題について
(首相を退くか、知らないふりをするかの悩み)。
皆さん、悩みに悩んで、結末は最後のテロップに
押し付けた!!!
キャサリンは、ベンに相談もせず、いきなり中絶。
彼女の立場は財務相兼副首相、そしてベンは彼女の
スピーチライターで21歳年下の若き財務省職員。
パワハラやらセクハラと言われても仕方ないし、
また、真面目な恋愛→結婚となっても、面白おかしく
書き立てられることになるだろう…。
ここでキスをしてとせがむベン。乙女じゃあるまいし?!
イアンの問題についてトリビューンの記者を黙らせたのは
キティが裏から手を回したからだった。キティは、
裁判所のITシステムを委託する会社をトラックアステートに
するよう内務省のIT担当者に指示をしろと命令してきた。
ロズ(とミランダ)は、悩んだ挙句ヒラリーにトラックアステートに
するように依頼するが、ヒラリーはトラックアステートに
任せるには問題があると言い、納得が出来る説明が
出来なければ勘繰らずにはいられないと抵抗する。
そして…
最後のテロップ
ロズ・プリチャードは辞任を表明し
家族と共にイータンズウィルへ戻った
任期期間は短かったが政治の世界へ
挑戦したことに達成感を抱いていた
15年前のイアンの不正行為が
公になることはなかった
パープル同盟党党首は
キャサリンが引きつぎ首相に就任した
彼女は生涯独身を貫いた
で終わりでした…。
こんなになるなら、コメディにしたほうがよかったかも。
よくこれを放送しようと決めたねえ、NHK。