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Little DJ ~小さな恋の物語~

Little DJ 小さな恋の物語Little DJ 小さな恋の物語
(2008/04/25)
神木隆之介福田麻由子


amazonより

1977年、函館。ラジオと野球が大好きな少年・太郎はある日、試合の途中で突然倒れ、入院することに。

採血、点滴、味気ない食事、笑顔の裏に疲れがのぞく母、厳格だったはずがうろたえ出す父。痛くて退屈な入院生活にうんざりする太郎に、先生は治療の一環として院内放送のDJ<ディスクジョッキー>にならないかと提案する。そして、その日からリクエストと一緒に様々な想い、メッセージが届き出す。

TEAM NACSの戸次重幸(通称シゲ)が出ている作品と

いうことで観ることに。

きっかけはミーハーでしたが、最後号泣。

シゲもいい役でしたね。

私のシゲの俳優としての勝手なイメージは、当たり外れが

ある俳優さん。はまり役と似合っていない役の差が激しい。

しかし、この作品のシゲはとてもステキだった。

今までで一番だったかも。

一生懸命な若先生がぴったりでした。

こんな先生に診てもらいたいよぅ。

出来れば入院したいぐらいだよぅ。

ストーリーは確かに出来すぎているかもしれない。

けれども、映画の世界ではそんな世界を求めたい。

最後は悲しい結末だけれども、それでも心の中に

温かいものが残るステキな作品でした。

初恋の透明でキラキラ、あの星のような思い出。

あんな初恋をしたら、人生がんばって生きていけそう。

数ヶ月前まで入院をしていたから、余計に感情移入して

しまったのかもしれない。映画のように、ある日起きたら

いなかった女性。主人公と同じ病気でいつも

可愛いバンダナを巻いている人。

私もいつもラジオを聴いていました。

映画のようなステキなDJがいる病院だったら、

楽しかったのになあと思います。

主人公と同じ病室の捨次さんの話しにウルウル。

初恋の忘れられない女性の話しで、声がステキな

人だったと話します。主人公の太郎君は、

「声?」と不思議がりますが、捨次さんは声は

いつまでも忘れないと言います。

それで、ふと昔好きだった人の声とか思い出して

みました。顔の表情とかもう思い出せずにいるのですが

声は覚えていて、久々に思い出して、いきなり涙が

ダーっと流れました。確かにいい声の人だったかも。

今は、携帯でもi-podなどでも映像が見られます。

けれども、ラジオで声や音楽だけを聴くと刺激を

ずっと大切にしていきたいなと思います。

そしてやっぱり函館行きたい!!!