1981年6月5日。ある家でかつて反戦運動に青春を捧げた面々がスライドを見ながら当時を懐かしむ。だが写真の1枚を見た途端に漂う気まずい雰囲気。その夜はお開きとなるが、そんなキンボール家のキッチンでガス管が爆発し、ジャックとジョハナの夫妻は亡くなり、ガス漏れ事故として処理される。
そして現在。旧キンボール邸の内装工事でパイプキャップの破片と溶けた電池が見つかり、81年の爆発はガス漏れに見せかけた爆弾だったと分かる。爆弾を使ったのは誰か。リリーたちはコールドケースの扉を開く。
以下ネタバレ注意
今回は、全ての音楽がボブ・ディランでした。
- The Times They Are A-Changin'
- All Along the Watchtower
- Ballad of a Thin Man
- Thunder on the Mountain
- Positively Fourth Street
- Knockin' on Heaven's Door
- Simple Twist of Fate
- Like a Rolling Stone
ドラマの原題「Blood on the Tracks」も1975年のボブ・ディランのアルバムタイトルから取ったものです。
1960~70年代のアメリカの社会情勢のようなものがわかりやすく紹介され、面白かったです。
ベトナム反戦運動、ヒッピー、ヤッピーがテーマ。
学生時代は反戦運動で過激なことをしていたけれども、大人になったら、勝ち組社会人に変貌、みたいな感じ。
事件の結末も面白かったですが、今回一番面白かったのはスティルマンと孫ショーンとのやりとりです。
ブリックパックの飲み方(ストローがついているところ)がわからなくて、ミラーのこと呼びつけたり。
最後のシーンで、このブリックパックを飲んでいるスティルマンが可愛かった。
孫に何度も絵本を読んであげていたりと、良いおじいちゃんしていてほのぼのしました。
とはいえ、娘のジェイニーは離婚の危機のようです。
スティルマン本人の離婚の原因などもわかり、切ない気持ちにもなりました。
頼れる上司スティルマンの別の面が見られて良かったです。
最近、スコッティの女性がらみの話しはないですね。
落ち着いてきたのか?
ヴェラは…、頑張れ。