ある日、原因不明のスペースシャトル墜落事故が発生する。空中分解を起こしたシャトルの破片には、宇宙から飛来した未知のウィルスが付着しており、世界中で謎の感染症を引き起こす。ウィルスに感染すると、REM睡眠中に分泌されるホルモンをきっかけにして、人間らしい感情を失った別の何者かに変貌してしまうのだ。周りの親しい者までもが次々と感染し発症していく中で、主人公キャロルは睡魔と闘いながら、解決の鍵を握る息子を探しに行く。
以下ネタバレあり
原作は、「盗まれた街」The Body Snatchers (Invasion of the Body Snatchers)
(1955年)。今回は、4度目の映画化となる。
「ボディ・スナッチャー/恐怖の街」Invasion of the Body Snatchers(1956)
「SF/ボディ・スナッチャー」Invasion of the Body Snacthers(1978)
「ボディ・スナッチャーズ」Body Snacthers(1993)
一応、古典SFなので先は読めます。
最後はハッピーエンドですが、世界中の人が人間らしい人間に戻った後、
戦争を起こしたり、残酷な事件が起きたりと、 果たしてそれで幸せなのか?
という問いで終ります。
結局、人間はいつまでたっても学ばないのかもしれない。
ニコール・キッドマンって進化し続けている気がする。美しすぎる。
何でこんなに上品で綺麗なんだろう。
ベン役のダニエル・クレイグの金髪が許せなかった。
役柄なのだから仕方ないが、セクシーな007が、妙に貧乏ったらしい。
キャロルの元夫役のジェレミー・ノーザムは普通。
だけど、彼の良さが出ていなかったような気も。
母子ものに弱いので、息子オリバーが可愛かった!
夫は、いつも子供が一番で自分は3番だった…なんて愚痴を言うシーンがありますが
母親は誰だって子供が一番。夫は自分のおなかを痛めて産んでいない。
普通に楽しめる作品だけれども、おすすめというほどではない。
評価が難しい。
【映画ロケーション】
クリーブランドパークメトロ駅 駅の中も撮影されています。
地下鉄 Foggy Bottom-GWU駅
2007年1月25日早朝、ロサンゼルスのダウンタウンでの
ジャガーを運転するシーンで事故があったと言われている。