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LOST4 第77話 「定数」 "The Constant"

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AXN番組オフィシャルサイトより

デズモンドとサイードを乗せたヘリの操縦士フランクは、目前に積乱雲があるにも関わらず、ファラデーの航路図通り飛行。そして、ヘリが揺れた次の瞬間、デズモンドに異変が現れる…。一方、島では2人から連絡がないことに苛立つジャックに、ファラデーが奇妙な事を言う。

デズモンドに異変がっ!

過去(1996年)と現在(2004年)を行ったりきたり。

この島にはどんなパワーがあるのか?

2004年

ヘリコプター移動中

ダニエルの指示通りの航路を飛ばないといけないため

フランクは積乱雲の中へ…。

乱気流の中、飛行機がガタガタと揺れると…

1996年

キャンプミラーの軍隊宿舎にてデズモンド起床!

デズモンド、びっくり!

対応出来なかったデズモンドは、上官に怒られてしまい

デズモンドの隊は、通常の半分の時間4分で

朝の準備をするはめに。

2004年

驚いたデズモンドは激しく動揺。

イードが落ち着かせようとします。

けれども、サイードのことを覚えておらず、

何故ヘリに乗っているのかさえわかっていないよう。

貨物船についても、パニックを起こしているデズモンド。

やはり誰の事も、今の状況も分かっていない様子。

医務室に連れて行くことに。(どうやらこうなる人が前にもいたよう)

1996年

雨の中、デズモンドがたたずんでいます。

未だ自分の状態が理解出来ず。

同じ隊のものに話しをするが、信じてもらえず。

ペニーに話しを聞いてもらいたいと、小銭を持って電話ボックスへ。

しかし、小銭が落ちて拾おうと思った瞬間に…

2004年

貨物船に戻ってしまったデズモンド。

キミーとオマールに連れられて医務室へ。

デズモンドの様子を見ていたベットに寝ていた男性が

声をかけてきました。

"You have it, too." "it is happening"

君にも起こっているのだなと。

ということは、そのベットの男性もデズモンドと同じような状況で

苦しんでいるということですね。

船の甲板にいるサイードは、夕方島を出発したヘリが

何故か昼間に船に着いたことに気づき、驚いています。

イードは、ジャックに電話。デズモンドの様子を説明。

ベットで寝かされている男性は、ミンコフスキー(Minkowski)。

鎮静剤を打たれて寝てしまいました。

医者は、その後デズモンドの目を診察することに。

ライトを瞳に当てると…

1996年

デズモンドは、ペニーに電話。

しかし、ペニーはもう連絡しないでと冷たく言います。

デズモンドは、話しだけでも聞いて欲しいと言いますが

ペニーは聞く耳持たず。

2004年

イードが、ダニエルがデズモンドと話しがしたいと

言っているということで、電話を持ってくる。

ダニエルが「今は何年?」と聞くと、デズモンドはすぐに

1996年と答え、皆がびっくり。

ダニエルは、今度また起きたら、オックスフォード大に

向かい、物理学科のダニエル・ファラデーに会うように

言います。そして彼がデズモンドの話しをわかってくれるように

いくつかの言葉を伝えるようにデズモンドに教えます。

1996年

言われたとおりにオックスフォード大へ向かうデズモンド。

ダニエルに無事会えますが、デズモンドの話しを全く信じない

ダニエル。そこで、電話で聞いた言葉をダニエルに伝えるが

( 2.342 and 11 Hz)、それでも怪しがるダニエル。

そこで、最後に"I know about Eloise." と言うと、驚くダニエル。

ダニエルについて実験室へ入るデズモンド。

ダニエルは、ネズミ(名前がエロイーズ)を使って

時間移動する実験を行っていました。

デズモンドからの言葉の通りに設定し、光を当て、

その後、エロイーズを迷路のスタートに起きます。

エロイーズは迷わず迷路のゴールへ向かいました。

喜ぶダニエル。不思議に思っているデズモンドに

ダニエルが説明します。

この迷路は今日作ったばかりで、エロイーズには

1時間後に迷路のゴールまでの道を教えることにしていたという。

エロイーズは、未来へ行っていたということになる。

2004年

デズモンドは、医者のライトを使ってまた過去に戻ろうと

しているがうまくいかず。

デズモンドに、ジョージ・ミンコフスキーが自己紹介する。

この船の通信管理をしていたという。

ミンコフスキーは、デズモンドの恋人のPenelope Widmore

から連絡が来ても、絶対に出るなと言われていたそうだ。

1996年

デズモンドが未来に行っている間、彼は気絶していたという。

ネズミのエロイーズは死んでしまっていた。

動脈瘤が原因らしい。

デズモンドは、自分もエロイーズのように死んでしまうのかと

怯えると、ダニエルが過去と未来に共通する鍵を見つけて

おけばいいと話す。デズモンドの定数は、ペニー。

早速ペニーに電話をしようとするが、電話番号が既に変えられていました。

2004年

ペニーに電話をしなけらばと言うデズモンド。

しかし、何者かが2日前に通信機材を壊してしまったとミンコフスキー。

けれども、自分(ミンコフスキー)であれば、少しは直せるので

一緒に通信室へ連れて行けという。

イード、デズモンド、ミンコフスキーの3人で通信室へ向かいます。

1996年

ペニーの電話番号がかわっていたため、デズモンドはなんと

ペニーの父親に連絡先を教えてもらいに行きました。(強引!)

ペニーの父Charles Widmoreは、オークション会場で

ブラックロック号の一等航海士の日誌を競り落としていました。

ブラックロック号とは、1845年3月22日に英国を出発し

タイ(The Kingdom of Siam )を目指す途中に行方不明になった

帆船です。

あの島にあった船の残骸は、このブラックロック号なのでしょう。

何とかペニーの父から住所を教えてもらうことに成功したデズモンド。

2004年

デズモンド、サイード、ミンコフスキーは通信室へ。

ミンコフスキーの状態が悪化し、そのまま亡くなってしまいました。

通信室のカレンダーを見ると、12月25日クリスマスだとわかりました。

1996年

ペニーの家を訪ねるデズモンド。

彼女に8年後のクリスマスに電話をしたいので

電話番号を教えて欲しいと頼むデズモンド。

8年後のクリスマスまでは絶対電話をしないという

デズモンドにペニーは、電話番号を教えます。

2004年

イードが直した電話で、ペニーに電話をするデズモンド。

電話番号は、先ほど聞いたばかり。

なんと、ペニーは電話番号を変えておらず、電話に出てくれました。

ペニーは、デズモンドを探していたと話し、島のことも知っていると

言いました。

お互い愛していることを伝えると、バッテリー切れになってしまいました。

それでもデズモンドは、サイードにパーフェクトだと言い感謝しました。

そんな時に島のダニエルが、自分が書いた日誌を読んでいました。

それには、"If anything goes wrong, Desmond Hume will be my constant."

と書かれていました。

「状況が悪化した場合、デズモンド・ヒュームが私の定数になるだろう」と。

☆ ☆ ☆

今回は、また突拍子もない設定で、どうなるどうなる?と

慌ててしまいましたが、ラストに向けて上手く練られていた

エピソードで、感動してしまいました。

クリスマスに8年ぶりに連絡が取れて、ペニーもデズモンドを

ずっと探していたことがわかり、お互い愛を伝えられました。

デズモンドの今後の運命は、心配だけれども

一番幸せな人なのかもしれないなー。

ブラックロック号の日誌の内容はどんなものなのでしょうか?

あの島のことが書かれているのは確か。

時空がねじれているようなことも書かれているのかな?

それとも島に来たら、病気が治っちゃったこととかあったのかな?

ペニーの父は、大金持ちだから、何とかしてあの島を

自分のものに…と考えているのではないでしょうか?