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内部告発 第3話 スクールビジネス No Child Left Behind

The Whistleblowers - Series 1 [2007]

WOWOW番組サイトより

ロンドン中心部。学校帰りの黒人少年が飛び降り自殺する。数日後、ベンとアリーシャに接触してきたのは、少年が通っていた公立高校の教師だった。少年がいじめに遭っていたのに、学校は放置していた、と訴える若い教師。ところが悲嘆にくれる母親に話を聞くと、少年が“うつ病”だったこと、別の高校を退学になり転校したばかりだったことが分かる。保護者も知らない、イギリスの複雑な教育制度とは?

ロンドンの学校でJamie HillcottがHarriet Cooksey先生から

この成績では及第点をあげられないと言われる。

Jamie Hillcottは学校で、いじめられるよう。

自宅の母親Linda Hillcott宛にHarriet Cooksey先生から

息子ジェイミーについて留守電が入っていた。

母が帰宅するがジェイミーは、帰宅しておらず…。

ジェイミーは、橋の上から飛び降り自殺をしてしまった。

ちょうど、その姿をクックシー先生が目撃してしまった。

その後、ベン達の事務所宛に彼の自殺の新聞記事

の入った郵便物が届く。

同じ頃、教育委員会では、ダレル財団が市内公立4校の

運営権を取得し、4校に財団から800万ポンドを投資したと

いう報告が。どの学校にも成果が現れていると、ダレル氏。

しかし、彼が信仰している天地創造説は極端な思想で

原理主義的な思想で学校を運営するのは…と問われるが

入学希望者は3倍になっていると説明。

その頃、郵便を送ってきた自殺したジェイミーの学校の

教師と、ベン達が会っていた。

ジェイミーはいじめで自殺したといい、学校はそれを隠して

いると説明する。

学校を移りたいので名前は公表できないと説明。

ジェイミーの家では、彼の葬儀が行われていた。

ダレル氏(David Durrell)は、Christopher Roweという

男性とレストランで話をしていた。

ダレルは、教育への貢献をどうねぎらってくれるのか?と

聞くと、爵位を取れるよう手は打ってあると話す。

(ナイトの称号が欲しいための活動なのか???)

ベン達は、ジェイミーの学校の校長グレアム・フルノー

会う。学校のある教師から内部告発があり、学校の規律

が乱れているために自殺に追い込まれたと説明。

校長ははっきりと否定。担任は自殺現場を目撃したため

休職中だった。

ベン達は、ジェイミーの母リンダに会いに行くことに。

母は、あの学校は焼いてしまえばいいと怒っていた。

ジェイミーはうつ病で、部屋に引きこもりがちだったと

言う。今の学校には転校して6週間目だった。

規律を乱すと言われ退学になったのは、アカデミーに

なったセント・ジャスティン校。

ジェイミーの家を出ると、フルノー校長が母リンダに

会いにきていた。

ルノー校長は先ほどの無礼を謝り、セント・ジャスティ

校を調べたかと聞いてくる。病気の生徒を追い出したと

校長は言う。

ベンは、校長の話しは責任転嫁だというが、

アリーシャは何かあると考え、1人でセント・ジャスティンの

校長のミラードと会う。

校長は、ジェイミーはただ素行が悪かったと言う。

うつ病の検査はしたが、違ったと説明。

ジェイミーの書類が欲しいというと、突然忙しいと言い出し

アリーシャは帰ることに。すると1人の男子生徒が声を

かけてきて、ジェイミーは追い出された、彼は何も悪く

ないと言った。

その様子を校長が監視カメラで見ていた…。

告発してきた男性教師に、フルノー校長が話し合いに

応じることを説明。しかし、彼はかたくなに拒否。

その頃、アリーシャに話しかけてきた男子生徒

Anthony Jamesにミラード校長が話しかけてきた。

聖書を持っていないことを注意し、校長室に来るよう

言ってきた。

内部告発してきたのは、Sean Knowles。

彼は、新聞のローカル・ニュースデスクに情報を流す。

ジャスティンの母リンダにベン達は、退学した

セント・ジャスティン校に問題があったと説明。

退学取り消しをお願いするために、学校には何度も

足を運んだが、学校はジェイミーの怠惰や扱いにくさを

指摘し居残りばかりで、誰も助けてくれなかったと言う。

そこで、アリーシャとリンダは地区教育局長に会いに。

しかし、セント・ジャスティンの資料は地区教育局には

無いと言い、アカデミーはスポンサーが独自に運営して

いる学校だと説明。

アリーシャに話しかけた男子学生アンソニーの母は

セント・ジェイムス校で教師をしているパム・ジェイムス。

彼女は校長に突然呼ばれ、ジェイミーの死を調べている

女性と話したことを注意された。

そんな時にセント・ジェイムス校の物理教師が募集

される。ベンが教師として潜入することに。

また、アリーシャの妊娠が判明。

リンダは、友人であるパムの自宅へ。

セント・ジェイムス校を退学になった理由を調べて

いると言い、ジェイミーの書類が学校からもらえないので

パムに書類がもらえないかと頼んでいた。

しかし、パムはクビになってしまうと断る。

新聞には、ジェイミーの記事が一面に。

健康だったジェイミーが6週間で自殺に追い込まれた

というスクープで、あくまでアレン校が悪いと

書かれていた。

アリーシャは、ショーン・ノウルズに電話をするが

彼は電話に出なくなってしまう。

そこでケニーが彼を監視することに。

ベンが学校へいくと、いきなり授業を任される。

すると、ベンは採用!

ダレル財団のディーズ氏に会う。

彼が書類を作る間、彼のパソコンの予算の資料を印刷。

予算には特別枠(カウンセリングや個人指導)がなかった。

スポンサー料のほとんどは、広報活動費にあてられていた。

最初から、生徒のために使う気はなかったのだ。

すぐに地区教育局長のもとへ行くが、運営権が移って

いるので、ダレル氏から説明をt逃げられてしまう。

そんな時にリンダが、ミラード校長に呼ばれて学校へ。

息子ジェイミーの名前で奨学金を作りたいと言ってきた。

リンダは、大枚をはたくということは、罪の意識が

あるということだと言い、この学校が息子を殺したと怒り

部屋を出て行く。

アリーシャは、予算がないのによく奨学金など

出せると言い、来年の予算に生徒をケアするための

予算がないと責める。

しかし、生徒が優秀だから保守管理費は要らないと説明。

アリーシャは、経費削減のために意図的にジェイミーを

退学させたのではないかと考えた。

ショックを受けるリンダ。ベンは3人で二度と怒らない

ためにしようと説得する。

リンダは、セント・ジェイムス校の前で保護者集会の

ビラをまいていた。

アリーシャは、ダレル氏から会いたいと言われ

1人で会いに行くが、うまく言いくるめられ

怒ったアリーシャが非難したことで、

ダレル氏は、アリーシャたちを訴えてきた。

初めての授業のあと、ベンはパムと会う。

天地創造説についてパムに質問する。

パムは、給与に響くから関わるのはやめるほうが

良いとこっそり忠告してくる。

また、考慮すべき生徒というプリントを見つける。

リンダが開いた保護者集会には、誰一人参加するものが

いなかった。ショックを受けるリンダ。

その後、リンダは1人でダレル氏のもとへ。

彼はリンダが誰だかわからず、ジェイミーの写真を

見せて彼を責めが、無言で立ち去るダレル氏。

その後、パムは校長に呼ばれ、アンソニー

校長のデスクをあさってたと言い、彼を退学させる

と言い出した。パムは息子をかばい、自分がやったと

言って、退職することに。

学校では、配慮すべき生徒の会議が開かれた。

あのアンソニーの名前は削除されていた。

一時的な猶予と説明。

カレンという女性とは、学習障害ではと言い

転校の根拠となる材料はないかと話す。

ベンは、校長に退学になった後はどうなるのだと

校長に聞くと、今は比較一覧表が全てだと言い、

教育はビジネスだと言い切る。

ケニーから、ショーン・ノウルズがマッキー・マーケティング

という広告代理店にいると電話が入る。

広告代理店の顧客には、デヴィッド・ダレルの名があった。

ケニーとアリーシャは顧客のふりをして広告代理店に潜入。

ライバル校の弱点を指摘するのも戦術だと言う。

新聞のヘッドラインに載せることも可能だとも…。

ノウルズは不正工作をするため、ダレルに雇われ、

アレン校を中傷していたのだ。

目的は、学校の経営権。

教育局長が、アレン校にダレル財団からの提案書

をフルノー校長のもとの届けに来た。

ノウルズに自白しろと、ベンとアリーシャが詰め寄るが

彼はもうじき上が代わる。

ダレルがボスになり、自分は昇給すると言い返す。

2人は、彼の発言を録音していた。

また、リンダのもとにはパムが協力するとやってきていた。

教育局長や、ダレル氏が集まるパーティー

ベン、アリーシャ、リンダ、パムの4人で乗り込む。

パムは、教育局長にノウルズの発言を聞かせる。

また、生徒を選別しているとパムが証言。

12人が経費削減のために退学になったことを伝える。

今すぐやめないと記事になると脅す。

教育局長は、ダレルに話しは棚上げだと言い去っていく。

その後、りんだとパムは集会を開き、賛同者も出てきた。

ダレルが、クリス(Christopher Rowe)に会いに行くが

内閣改造で担当を外れたと言って、担当者に話せと

追い返される。

アレン校では、校長がジェイミーの記念碑を設置。

皆でジェイミーの冥福を祈った。

☆☆☆

子供が巻き込まれる犯罪は許せない。

その上、宗教+学校経営権+爵位を狙う金持ちに

巻き込まれたという恐ろしさ。

ダレルは、何が一番の目的だったのだろう。

やはり宗教(天地創造説)を広めることだろうか。

それを広めるために、子供達から教育し

思想を刷り込もうと学校に目をつけたのか?

教育という特別な世界で、成果をあげることで

爵位を狙うということも目標になったのか?

それとも最初からナイトの称号狙いの活動か?

最後にダレルが、クリスに冷たくされる様子に

ざまーみろと!!!

しかし、ダレルが経営権を持つ学校は、そのままに

なってしまうのか?入学希望者がいなければ

元の総合学校に戻るだけなのか?

クリスが何者かがよくわからなかったのだけど

官僚、ってことですよね?

結局官僚が一番悪人だった、のか?

クリスは、ダレルから恩恵受けていそうでしたし。

ダレルがダメになったら、さっさと決別してるし。

いい学校って何だろう、と考えてしまいました。