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内部告発 第6話(最終話) 環境汚染 Environment

The Whistleblowers - Series 1 [2007]

WOWOWオフィシャルサイトより

空き地で告発者を待つベンとアリーシャ。しかし相手は一向に現れない。そこへ大型トラックがやってきて、何かを大量に投棄していく。それは汚染された“ばいじん”だった。廃棄元の焼却場をたどっていくうちに、彼らはようやく悲劇を背負った内部告発者にたどり着く。一方、暴露されたくない会社側は、大臣をたきつけ、ベンたちの調査を阻止しようとする。そんなとき、目を付けられたのは、アリーシャの父親だった…。

空き地で告発者を待つベンとアリーシャ。相手は現れず、一台のトラックが来てゴミを捨てていった。その時に環境局へ連絡をとメールが入る。投棄物を調査した環境監督官デレク・プレスから、フライアッシュ(飛灰)だと言われる。廃棄先が決められている有害物質だった。

その後、環境庁のデレク・プレスに会いに行くが、邪険にされ、ケニーが彼を尾行することに。彼は夜中11時のサービスエリアで、ブルック社の焼却場の主任ランス・リックスと会っていた。

ベン達は、ブルック社について調べることにし、会社に向かうとそこには、あのデレク・プレスが。

焼却場の主任ランスは、家族と休暇を取るよう社長に言われ、追加の生命保険も会社でかけようと言われていた。ランスが社に忠実だからという理由だというが…。

環境大臣に「汚点を探ろうとしている者がいる」という話しが入る。政策に問題が出てくると言い、ベン達の調査資料を渡す。アリーシャの父が使えると大臣にアドバイス

ランスは、スーパーでベン達と会う。飛灰はただの餌だと言う。旧施設と違い、新しい焼却場は万全だと政府、環境局、ブルックが言っているが、違うと説明。しかし、家族になにかあったらと怖がる。彼は肝臓ガンに冒されていた。

大臣から、アリーシャの父親はインサイダー取引の疑惑について追求される。

ベン達のもとには、ジャーナリストTim Robeyからブルックについて情報があると連絡が入る。アリーシャが1人で会いに行く。焼却場の増設が発表される直前にブルック社のインサイダー取引をアリーシャの父親がしたと言い、その利益をアリーシャの口座に振り込んだと告げる。慌てるアリーシャに、父親と話しをして調査をやめろと脅して去っていく。アリーシャが父親に会うと、父は合法ではないが実業家ならば誰でもやることだと言い、アリーシャとベンの運営資金のためだと説明。脅しには屈せず、頑張れと励ます。

しかしその頃、大臣は、ジョセフ・コールとアリーシャの捜査に圧力をかけるよう命令していた。

ランスは、焼却場を反対している男性Fred Barrassのもとへ。彼の妻は、焼却所から出る有害物質で亡くなったようだ。ランスは謝罪をするが、公表は出来ないと言う。男性は公表されなければ、もっと犠牲者が出ると怒り、ランスはわかっている…言ってと去っていく。

父ジョセフ・コールの家に、インサイダー取引疑惑で家宅捜索が入った。アリーシャの家の前には、あの脅した男性が。彼は大臣からの指示で動いているようだ。

ランスの家では、ランスと妻が言い争っていた。妻はランスに子供達のために告発して欲しくないと言っていたが、ランスは焼却場が3キロ先で子供達に影響があると、自分達だけ引越ししても国中に焼却炉が出来たらどうなる?と言い、妻は黙ってしまう。

ランスが夜道を運転していると、後方に車が。その車は、一度ライトを消し、ランスの車に近づくといきなりライトをつけ、光で前が見えなくなったランスは木に激突し亡くなってしまう。

アリーシャは、父のことを話しこれ以上調査はできないと尻込みするが、殺されたランスはどうなると言って、ベンは闘おうと決める。

ランスの妻シボーンのもとに。ベンは彼女に公表するよう説得するが、ランスはベンに会いに行く途中に死んだと言い、ベンのせいで死んだのだと怒り出す。ベンが帰ろうとすると、家の前でブルックの社長に詰め寄る男性が。焼却場を反対していた男性だった。いつも病人の多い貧困地区に焼却場を建設、病気と焼却場は関係ないと説明され、焼却場が原因で病気になったと証明が出来ないと悔しがる。

アリーシャは、あのジャーナリスト、Tim Robeyの自宅へ。ロビーに誰に雇われたかと聞くと、ロビーは政府の仕事もしている御用記者だと説明。政策のためだと言い家に入ってしまう。

アリーシャのもとに、ランスの妻シボーンが訪れる。子供達に嘘をつきたくないと言い、アリーシャと闘う決意を。

ベンは、Fred Barrassの家へ。ガンになった人の一人一人に話しを聞きに行く。被害者を集め話を聞くことに。医師からは皆、ダイオキシンが原因ではないと言われ、焼却場の検査はいつもダイオキシンの量は基準以下だったと話す。ランスが生きていれば、と話すところにアリーシャとシボーンが!シボーンが、ガスの基準値が表向き守られていたのは、検査の予定日が知らされていたからだと話し出す。本当は抜き打ち検査のはずだが、そのためにいつもダイオキシンは基準値以内だったと説明。実際の排出量は、1年のうち363日はガンになるほどだった。年に2回の検査日を除いたほぼ毎日…。

アリーシャは父に負け戦だとしても、闘いたいといい、父もアリーシャの思いを受け止める。

ベンは翌日からFred Barrassと共にブルック社前でチラシを配り始める。

また、グリーン・ウォッチにも協力してもらうことに。シボーンが、検査値のごまかし方を説明。排気塔を清掃し、検査当日には処理工程を選び、ポリ塩化ビニールは燃やさないことにしていた。グリーン・ウォッチは、焼却場閉鎖になるよう動くことに。

その頃、大臣は全く引かないベン達に焦っていた。ジャーナリストのTim Robeyは、ハラスメント防止法によってベン達の活動を訴えられると提案。

ベン達は、グリーン・ウォッチとともに動き出す。ニュース班のカメラを焼却場のろ過装置が故障したと言って焼却場に呼び出し、グリーン・ウォッチは焼却場近辺に家にマスクをして「焼却場が有毒ガスを排出しているので避難してください」と全戸に避難命令を。ブルック社の前には抗議団が。テレビニュースとして大きく報道されることに成功。ブルックの社長は、エコテロリストに仕業だと説明するが、すぐに環境局の検査が入り、環境局は危険値をはるかに超えていたことを発表。ブルック焼却場は即座に全ての稼動を停止することに。しかし、ベンとアリーシャは、ハラスメント防止法で逮捕され別々のパトカーに乗せられてしまう。~エンディング~

ええーっ!こんな終り方?!

びっくりしてしまいました。2人はどうなってしまうのでしょうか?

多分、皆が2人の逮捕に抗議をしてくれるのでしょうが、心配です。

どうせなら、大臣が失脚するところが見たかったのになあ。

どんなに頑張っても、所詮大きなものには勝てないということなのか?

アリーシャ父はどうなる?教えて欲しい~!!!