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CSI:科学捜査班 S8 #4 怖い水 The Case of the Cross-Dressing Carp

CSI: Crime Scene Investigation - The Eighth Season

番組オフィシャルブログより

貯水池の岸辺で、若者の首吊り死体が発見される。彼の胸は女性のように膨らんでおり、裂傷もあり。性転換手術の前でホルモン剤を飲んでいたのか? それとも、クラインフェルター症候群か? 近くには割れた血染めのビール瓶が残されており、グリッソムとニックは憎悪犯罪を疑う。

一方、死んだサムの計画で建設が進められているホテル・エクリプスの建設現場からは白骨死体が発見される。母親のリリーとともに、サムの思い出話をしながら建設現場を眺めていたキャサリンはいち早くこの情報をキャッチ。遅番に調査を依頼し、サラとロニーがこの件の担当となる。

 

以下ネタバレあり

 

 

 

まってました!

㊗プロポーズ、おめでとう!

幸せになってね。

絶対サラを幸せにしてね、グリッソム!

 

グリッソム:You know, maybe we should get married. 結婚してみないか。

(サラが蜂にさされて応急処置)

グリッソム:So, uh... What do you think? それで…どう思う?さっきの…。

サラ:Yes. Let's do it. ええ、そうしたい。

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しかし、防護服のヘルメットでキスが出来ないなんて!

2人ならでは。

 

もちろんプロポーズのシーンが最高なのですが、サラが蜂防護服を着てグリッソムのもとへやってきた時の会話も可愛いのです。

グリッソム:Oh, you know I love it when you dress up. お!オシャレしてきたな。

サラ:Well, whatever it takes to get time with you. 一緒にいる時間作りたいから。

サラが可愛いのなんのって!

 

 

 

若者の首吊り死体事件

ブライアン・タウン(18歳)

ブライアンの胸は女性のように膨らんでいた

→性転換する予定?orクラインフェルター症候群

裂傷有り→凶器らしきビール瓶→憎悪犯罪か?

検視の結果…死因は首つりによる窒息,胸は女性化乳房アンドロゲンが低い。

エストラジオールが250ピコグラム,エストロゲンが成人男性の5倍あることが判明。

自宅捜索

水のサンプルが入った小瓶,大金が発見される。

→性転換手術のためのお金か?

母親の証言:ブライアンはうつ病だった。母親は乳ガンが再発。

ポール・サイデン…ブライアアが死ぬ前日に携帯で連絡を取っていた相手

(母親いわく父親代わりとも言える存在)

→ ブライアンとポール・サイデンは、性的関係があったのでは?

ポール・サイデンの証言

ブライアンには調査の手伝いをしてもらっていた。事件の関与は否定。

首を吊ったロープから複数の人物の上皮

ラリー・ラドウィグ…ブライアンと同じ水処理施設で働く男性,過重暴行と飲酒運転の罪で仮釈放中

凶器らしきビール瓶にラリーの指紋が発見される。

ラリー・ラドウィグの証言

ナンパした女性と貯水池に行き、ブライアンと会う。

木にロープを縛り、池に飛び込む遊びをしていた。

池に入ったブライアンのTシャツが水に濡れて透け、胸が女性のようにふくらんでいたのを見て、笑いものにしたことを話す。

ポール・サイデンが射殺される

ブライアンの部屋にあったような水のサンプル、冷凍庫に多数のコイと、コイのホルモン値を記録した書類が発見される。

キャサリンは、そのコイをグリッソムのもとに。

その時の会話が面白い。

Catherine: Hey, what are you up to?

キャサリン:ねえ!今何してる?

Grissom:Nothin'. Why? What's in the cooler.

グリッソム:別に。何で?中身は?

Catherine: Carp.

Paul Cyden died holding one. He had a freezer full of them, some kind of an expierment.

キャサリン:コイ。

サイレンが死んだとき持ってたの。冷凍庫もいっぱい。何かの実験?

Grissom: Huh. I can process those fish if you want.

グリッソム:(興味津々で近づいてくるグリッソム)ああ、良ければ調べてみようか?

Catherine: Do I know how to turn you on or what?

キャサリン:その気にさせるの簡単。

ブライアンの死因

女性化していたことを悩み、自らビール瓶を割り、胸を傷つけた上で自殺したものと断定。

サイデンの家のコイ→雌雄同体現象していた→貯水池の水が汚染されていた?

ヴァーダント・グレン地区は、20年前から水道水が汚染されていた。

母親の妊娠中から水の影響を受けていたためか?

サイデンは、水処理施設を告発する予定だった。→所長のジョナが口封じに殺した?

サイデン殺害の凶器の銃…ブライアンが買った銃→犯人はブライアン母!!!

サイデンとブライアンの関係を誤解して殺してしまった。

サイデンがブライアンの味方だったと知り、ショックを受ける。

サイデン母リンの起訴は、見送られることに。

リンは未亡人で、息子は自殺。乳ガン再発で闘病中と知れば、陪審員は彼女を有罪にしないだろうと考えられたため。

処理施設←連邦捜査官により捜査

しかし、処理施設には大企業がついているため、訴訟は困難と予測…。

後味悪い結末となりました。

たとえバックに大物がいたとしても、“正義は勝つ!”という社会でいてほしい。

水質汚染の事件ということで、映画「エリン・ブロコビッチ」を思い出しました。

映画ではキャサリン役のMarg Helgenbergerは、汚染された水のため病気になった家族の母親役を演じていました。

 

 

 

ホテル・エクリプスの建設現場から白骨死体が発見!

キャサリンの父、サムの計画で、ホテル・エクリプスを建設中。

建設現場で白骨死体が発見される。

キャサリンが、遅番に調査を依頼→担当:サラ,ロニー

白骨死体のそばにインディアン・アクセサリー→アメリカ先住民の埋葬地?

(工事中止!)

検死結果

頭蓋骨はモンゴロイドアメリカ先住民も含む)

アメリカ先住民に見られる、特徴的な歯の摩耗はなし。虫歯あり。

インディアン・アクセサリーも比較的最近のもの→アメリカ先住民の埋葬地ではなかった。

ホテルランパート(サムが最初に建てたホテル)のオリジナル設計図

→死体があった場所は、建築用シャフトの底と判明。

ラスベガス(歴史)マニアであるグレッグが大喜びで捜査に参加!

シフト明けだというのにお手伝いすることに。

 

発見現場からなめし皮が。

グレッグ:You know, the Showroom, had Wild West Review,

with cowboys and horses and rifles and a real stagecoach,

and Indians who shot flaming arrows that ripped off the dance hall girls' clothes.

It ran from the day the Rampart opened to 1976.

「そうだ!西部劇のショーやってたよ。

カウボーイやら馬やらライフルやら本物の駅馬車やら。

インディアンが火の点いた矢を放つと、ダンスホールの女の服が裂ける。

ランパートのオープンから1976年までやっていたはず。」とマニアぶりを発揮!

その言葉を聞き、サラは ”An Indian playing an Indian?”

「インディアン役のインディアン?」とひらめいた!

 

 

グレッグ…被害者が握っていたカメラのフィルムを現像

→ランパートのオープニング・パーティーの写真!

ファーガスという役人が賄賂を受け取っている証拠が写されていた!

ホッジス…骨の酸素同位体比率の調査

被害者は殺される前の3年間、南ベトナムにいたことが判明。

歯のDNA→アメリカ先住民

キャサリンの母リリーの証言

リー・ジョージ…ベトナムから戻ったばかりのアメリカ先住民の記者

ランパートのオープニング・パーティーには、インディアンの格好で参加していたことが判明。

リーが、ゲーミング・コミッショナーのファーガスへの賄賂の証拠をつかんだため、サムのボディガード、ベニー・ダンバーによって消されたのではないかと推測。

 

グレッグ、大満足!いつかラスベガスの本を出したいとおもっているようだ。

Greg: This is great work for my book. グレッグ:本の良いネタになる。

Sara: Your what? サラ:何の?

Greg: Oh, just this little piece of Vegas history.

Stuff that didn't make the papers.

グレッグ:ベガスの新聞に載らなかった歴史。

まとめてみたいなって。

Lily: Honey, if there's anything that you wanna know, you could just ask me. I was there.

リリー:知りたいことがあれば何でも私に聞いて!生き証人よ。

Greg: Well, how about I buy you dinner tonight?

Bottle and a bird, we'll talk about the Peking Pimp.

グレッグ:じゃあ食事にお誘いしてよろしいですか?

北京のポン引きの話しなんかどうですか?

Lily: Eddie Chang. They shipped him home in pieces.

リリー:エディ・チャンね!バラバラにされて故郷に送られたの。

 

グレッグ、それにしても詳しすぎます!

以前も、S3の第6話「ラストショー」のロイス・オニールの事件の時も大活躍していました。

オフィシャルブログいもかかれていましたが、「グレッグへ 見せ場はこれからよ」というサインをして自著の暴露本を遺したシーン、とても印象的でした。