映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

コールド・ケース S5 #12 ジョン・ヘンリー COLD CASE “Sabotage”

Cold Case: Best of Seasons 1-4

オフィシャルブログより

1999年12月26日。クリスマス直後のバーゲンで沸く家電量販店。仕事の合間に若い男女の店員が冗談を言い合う一方、どこかで誰かが爆弾を製造中。仕事に戻った男性店員カートが入って行った扉は直後、大爆発で吹き飛ぶ。カートは亡くなり、6人が負傷する。
そして現在、ある朝スポーツジムのロッカーが爆発し、元空軍パイロットのジョンが手を吹き飛ばされた上、6人が軽傷を負う爆弾事件が発生。スティルマンに呼び出されたリリーたちは、99年に家電量販店、01年にエンジニアリング会社、03年に郡立病院でも同じ手口の爆弾事件が起きていたと聞かされ、コールドケースの扉を開く。

以下、ネタバレあり

 

 

 

連続爆破事件
1996年
アレクサンドロ・ロッシリーニは家の所有権について裁判で争っていた。
再開発に最後まで抵抗し、家に居座っていた。

1997年
ロッシリーニ
10年勤めたキネティック・コア社からリストラされる。
リストラ担当者:ユージーン・シュミット

1999年
医療保険が切れる→娘ソフィアが病気に
郡立病院内科助手のロデリックとロッシリーニが娘の治療をめぐりトラブル
治療費が払えず→病気が悪化→ソフィア死亡

ロッシリーニ離婚
兄弟で喧嘩→弟ルチアーノは、ローン返済の協力を辞める
ロッシリーニの家が取り壊される→ロッシリーニ行方不明
ロッシリーニの土地は、ピクセラレタ・メディアが買い上げる→市場暴落で社屋は建たず

ロッシリーニ 家電量販店でシャワーラジオを購入
1ヶ月過ぎた頃故障
家電量販店の店員カートに苦情を言うが、購入後30日以上たっていたため返品交換も出来なかった。

爆破事件
家電量販店 男性店員カート死亡 6人負傷


2001年
爆破事件
キネティック・コアにて社員のユージーン・シュミットが失明

2003年
爆破事件
郡立病院内科助手のロデリックが死亡


現在
家があったジョン・ヘンリー通りは、いまだ開発されぬまま忘れられた土地になっていた。
(2001年再開発予定の看板が残っているのみ)

スポーツジム ロッカーが爆発
元空軍パイロットのジョンが手を吹き飛ばされる 6人軽症
実は人違い

銀行員 資金運用担当 ルーク・ロス(改名前ルチアーノ・ロッシリーニ…犯人の弟)
「他人に寄生して金儲けするのは快適でしょうねせいぜい贅沢するがいい」という電話がかかってきていた。

ロッシリーニ、弟ルチアーノの娘の学校のロッカーにオルゴールを入れる
20丁目駅(ロッシリーニの父親が駅のタイルを作った)
ロッシリーニが、ひざの上にオルゴールを乗せて座っている…爆弾か?!


何もかもが使い捨て
人間は行動に責任を持たないと

娘、オルゴールを持って帰宅
危機一髪、ルーク・ロスの妻と娘は助かる。

~エンディング~

 

 

嫌な奴は爆破しちゃえ!って。
人生どん底になったら、怒りのもっていきようがなくなり、皆爆発して粉々になれと思ってしまうのだろうか。
なまじっか爆弾を作る知識があったというのもいけなかったのでしょう。

たしかに家電量販店の男の子は、客に対する態度が間違っている。
それだけの店だから、商品もすぐ壊れる三流のものしか扱っていないのでしょう。

あの伝説のマナー教師を連れて来て接遇教育してもらいなさい。
アメリカの店は、どこもあんな対応なの?

内科助手の応対もひどかった。
あれだけ訴えていたのに、全然患者(娘)の心配しなかったもの謎。
白衣の天使は、日本だけの言葉?

ロッシリーニの行く末も心配。
何もかも無くして、今後どう生きていくのか?
何だかもう自暴自棄になりそうで怖い。
淡々と死ぬまで生きていくつもりなのか?
せめて弟と和解してほしい。
(でも家族を爆死させようとした兄のことなど許せない…よね…)
モヤモヤーが残るエピソードでした。