アパートの部屋に足を踏み入れた若いブロンド女性が、何者かに射殺される。現場には、7つの薬莢と弾のほか、被害者のものとは思えない滴下血痕が。奇妙に思ったグリッソムは、血痕の真上の天井に穴を見つけ、その穴をホークアイで調査。上の部屋で、年配女性のマリア・エスピノーザが顔を撃たれて死んでいると分かる。
ラボでは、キャサリン立ち会いのもと、ブロンド女性の死体の調査が始まる。女性の腰にはドルマークが連続したベルトのようなタトゥーが。また、女性の発射残渣は陽性で、彼女が発射した流れ弾が、偶然、階上のエスピノーザ夫人に命中した可能性が強まる。
その後、衝撃的な事実が明らかに。事件現場となった上下の部屋を借りていたのは、銃の不法所持で服役中のプロモーター、ドロップスことケレン・タイフォードだった!
以下ねたばれあり
今回事件の流れ
ドロップス(ポン引きまがいの仕事も)…J・J(売春婦)からピンはね→大金を貯めこんでいた
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J・J←バリンダ・カーライルから情報を得る
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J・J→ドロップスのアパートへ
エスピノーザ夫人にお金について追求するが、知らないという婦人を射殺
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J・J…エスピノーザ婦人の下の階の部屋に階下の部屋へお金を探しに
→上階の銃声を聞き、部屋に潜んでいたデーナに撃たれてJ・Jは死亡
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CSIの安置室にて身元確認するJ・Jの夫ウォルター
ウォルターは、妻のJ・Jの復讐に!
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ウォルター…バリンダを使いデーナ(ドロップスの愛人)をおびき出す→デーナを射殺
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ウォルターとデーナ→ザグバーグの家へ→金はなくザグバーグも射殺
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デーナを人質にしてドロップスをおびき寄せ、金の隠し場所へと案内させる
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ドロップス、ウォルターにお金を渡すが、それだけでは気がすまない様子!!
SOSの信号を!
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ウォルター逮捕
デーナは肩を撃たれるが無事出産
ドロップスも足を撃たれるが、命に別状なし
ドロップス、愛すべき悪役。
今回もそのキャラクターが生かされたエピソードで面白かった。
幼い頃の恩人であるエスピノーザ夫人がホームレスになったと知り、アパートに住まわせてあげたりと義理人情な男だとわかった。
最後にデーナに絶縁されるけれども、デーナと子供に大金が渡ることを知ってホッとしていたところも良かった。
今回のお気に入りのシーンは、やはりホッジス!
ホッジスとキャサリンがJJの検死をする場面です。
Catherine: Tramp stamp. 腰にタトゥー。
Hodges: Looks more like a tramp belt. ベルトみたい。
Catherine: Help me roll her. 背中!
Hodges: So, hot girl with dollar sign tats and a mostly empty apartment. Prostitute, right?
空っぽな部屋、セクシー系のルックス、おまけにこのタトゥー、…売春婦かな?
Catherine: Maybe. Or maybe she just loves money. あるいは単にドルが好きか。
Hodges: Y'know, it's the love of money that is the root of all evil, most people think that it's just the money.
金は諸悪の根源って言うけれど、問題は金じゃなくて金への執着である。
良いこと言うなあホッジス!キャサリンも「哲学者ねぇ」なーんて言ってました。