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CSI:科学捜査班 S8 第15話 「パラレルワールドの絆」 The Theory of Everything

CSI:科学捜査班 シーズン7 コンプリートDVD BOX-II

オフィシャルブログより

クロスボウで鹿を撃ち殺し、死骸にドレスを着せた酔っぱらいのカイルが、飲酒運転や野生動物への違反行為で取り調べを受ける。カイルは、離婚したばかりだと泣き言を言うと、アルコール検知器による検査の途中で突然逃走する。止めようとする警官たちをなぎ倒していくカイル。カセラ巡査がペッパースプレーを掛けるが、泥酔状態のカイルに効き目はない。ブラスは「火を放て!」という表現で、チョイ巡査にスタンガンの発射を命じる。そして、チョイ巡査がスタンガンを撃つと…、何とカイルの体から火が!

一方、老齢のマーティン夫妻が自宅のベッドで死んでいるのが見つかる。不審な点は特になかったが、2人が同時に自然死するとは考えにくいことから、キャサリンとホッジスが現場を調査。庭でジリスに荒らされた跡とジリスの死骸、「アトミック・デイヴの駆除装置」という装置、猫の墓などを見つけるが、有力な手がかりは得られない。

以下ネタばれあり



今回の事件の流れ

カイル…飲酒運転や野生動物への違反行為で逮捕

クロスボウで鹿を撃ち殺し、死骸にドレスを着せていた!

(マーゴと離婚し、寂しさから飲酒に走った結果か?)

アルコール検知器による検査の途中で突然逃走

カセラ巡査…ペッパースプレーで攻撃(市販の油性で圧縮ガスのものを使用)

チョイ巡査…スタンガンの発射→カイル炎に包まれ焼死

デイヴ…偏頭痛に悩み、チオサイオを入手・売買

コナー…デイブからチオサイトを購入・使用・売買

エヴリン…コナーからチオサイトを入手・使用

      毎日ベガス市警に“宇宙人”への苦情を届出る有名人

チオサイトの過剰摂取→血液が緑色になる

エヴリン…コナーからチオサイトを200ドルで買いに行く途中でトラックにはねられ死亡。

コナー…エヴリンが来ないため200ドルをデイヴに支払えず揉めて、デイヴに撲殺される。

デイヴ…自宅に踏み込まれるが、薬の過剰摂取で脳出血で死亡。

マーティン夫妻

ジリスに困り、デイブに依頼し害獣駆除装置を設置

ジリスが隣の(芸術家)マーゴ宅へ全て逃げ込む→マーゴ宅がジリスだらけに

(マーゴ…焼死したカイルの元妻)

マーゴ、仕事で使う青酸カリをジリス駆除のため使用→マーティン夫妻の猫が食べ死んでしまう

マーティン夫妻vsマーゴ(揉め事に)

害獣駆除装置が設置されたため、ジリスがマーティン夫妻宅の床下へ侵入、電線を噛み切る

電線がショート→ベット下の床のカーペットがくすぶり青酸ガスを発生!

マーティン夫妻、寝ている間に死亡

今回の事件は奇妙な繋がりがあり、グリッソムが物理学の理論の1つ、「ひも理論」で事態を説明する。(エンディング)

ジリス…可愛いけど…。(-_-;)

プレーリードックの仲間だけれども、実際あのような野生ジリスに庭を穴だらけにされたり、軒下にもぐりこまれたりしたら、駆除することになっちゃうのかな…。ちょっと可哀想だった。

そして、今回我らがホッジスが大活躍!?(というより軽いイジメ!?)

緑色の血を調べている時に、スタートレックがらみの話しで、ウェンディ軽いバトル。

007のセリフをウィンストン・チャーチルの言葉だと知ったかぶって、グレッグに笑われたり。

皆に、マザコンだと言われ、1人暮らしをすることに!?

鼻が利くということで、現場にキャサリンと行くが、「アニメみたい」とキャサリンに笑われる始末。

ホッジス頑張れ!これからも私を苦笑いさせてね!!!

今回あれ?と思ったのは、ドクター・ロビンスのセリフ。

Doc Robbins: “Doe, a deer. A female deer.”

吹き替えでは、「ドウはもともと、雌鹿の意味だからな。」と言っていますが

これは映画「サウンド・オブ・ミュージック」のドレミの歌の出だしの歌詞(ドーはドーナツのド)なので、もうちょっと違うセリフにすれば良かったのになあ…と残念がっていました。

「ドウはもともと、雌鹿の意味だからな。」と言った後に、部下が「笑えません!」と言ったのも、英語のセリフがあってこその返しなので、会話として成立していな感じがありますよね。

笑ったシーンは、ディスカバリーチャンネル怪しい伝説(Mythbusters)」のアダム・サヴェッジとジェイミー・ハイネマンが、ニックのペッパースプレー&スタンガンの炎の実験時に登場していること!

あれは誰?と思った方、多かったのでは?!

こんなお茶目なキャスティングも、今回のエピソードならではですね!