クロスボウで鹿を撃ち殺し、死骸にドレスを着せた酔っぱらいのカイルが、飲酒運転や野生動物への違反行為で取り調べを受ける。カイルは、離婚したばかりだと泣き言を言うと、アルコール検知器による検査の途中で突然逃走する。止めようとする警官たちをなぎ倒していくカイル。カセラ巡査がペッパースプレーを掛けるが、泥酔状態のカイルに効き目はない。ブラスは「火を放て!」という表現で、チョイ巡査にスタンガンの発射を命じる。そして、チョイ巡査がスタンガンを撃つと…、何とカイルの体から火が!
一方、老齢のマーティン夫妻が自宅のベッドで死んでいるのが見つかる。不審な点は特になかったが、2人が同時に自然死するとは考えにくいことから、キャサリンとホッジスが現場を調査。庭でジリスに荒らされた跡とジリスの死骸、「アトミック・デイヴの駆除装置」という装置、猫の墓などを見つけるが、有力な手がかりは得られない。
以下ネタばれあり
今回の事件の流れ
カイル…飲酒運転や野生動物への違反行為で逮捕
クロスボウで鹿を撃ち殺し、死骸にドレスを着せていた!
(マーゴと離婚し、寂しさから飲酒に走った結果か?)
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アルコール検知器による検査の途中で突然逃走
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カセラ巡査…ペッパースプレーで攻撃(市販の油性で圧縮ガスのものを使用)
チョイ巡査…スタンガンの発射→カイル炎に包まれ焼死
デイヴ…偏頭痛に悩み、チオサイオを入手・売買
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コナー…デイブからチオサイトを購入・使用・売買
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エヴリン…コナーからチオサイトを入手・使用
毎日ベガス市警に“宇宙人”への苦情を届出る有名人
チオサイトの過剰摂取→血液が緑色になる
エヴリン…コナーからチオサイトを200ドルで買いに行く途中でトラックにはねられ死亡。
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コナー…エヴリンが来ないため200ドルをデイヴに支払えず揉めて、デイヴに撲殺される。
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デイヴ…自宅に踏み込まれるが、薬の過剰摂取で脳出血で死亡。
マーティン夫妻
ジリスに困り、デイブに依頼し害獣駆除装置を設置
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ジリスが隣の(芸術家)マーゴ宅へ全て逃げ込む→マーゴ宅がジリスだらけに
(マーゴ…焼死したカイルの元妻)
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マーゴ、仕事で使う青酸カリをジリス駆除のため使用→マーティン夫妻の猫が食べ死んでしまう
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マーティン夫妻vsマーゴ(揉め事に)
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害獣駆除装置が設置されたため、ジリスがマーティン夫妻宅の床下へ侵入、電線を噛み切る
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電線がショート→ベット下の床のカーペットがくすぶり青酸ガスを発生!
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マーティン夫妻、寝ている間に死亡
今回の事件は奇妙な繋がりがあり、グリッソムが物理学の理論の1つ、「ひも理論」で事態を説明する。(エンディング)
ジリス…可愛いけど…。(-_-;)
プレーリードックの仲間だけれども、実際あのような野生ジリスに庭を穴だらけにされたり、軒下にもぐりこまれたりしたら、駆除することになっちゃうのかな…。ちょっと可哀想だった。
そして、今回我らがホッジスが大活躍!?(というより軽いイジメ!?)
緑色の血を調べている時に、スタートレックがらみの話しで、ウェンディ軽いバトル。
007のセリフをウィンストン・チャーチルの言葉だと知ったかぶって、グレッグに笑われたり。
皆に、マザコンだと言われ、1人暮らしをすることに!?
鼻が利くということで、現場にキャサリンと行くが、「アニメみたい」とキャサリンに笑われる始末。
ホッジス頑張れ!これからも私を苦笑いさせてね!!!
今回あれ?と思ったのは、ドクター・ロビンスのセリフ。
Doc Robbins: “Doe, a deer. A female deer.”
吹き替えでは、「ドウはもともと、雌鹿の意味だからな。」と言っていますが
これは映画「サウンド・オブ・ミュージック」のドレミの歌の出だしの歌詞(ドーはドーナツのド)なので、もうちょっと違うセリフにすれば良かったのになあ…と残念がっていました。
「ドウはもともと、雌鹿の意味だからな。」と言った後に、部下が「笑えません!」と言ったのも、英語のセリフがあってこその返しなので、会話として成立していな感じがありますよね。
笑ったシーンは、ディスカバリーチャンネル「怪しい伝説(Mythbusters)」のアダム・サヴェッジとジェイミー・ハイネマンが、ニックのペッパースプレー&スタンガンの炎の実験時に登場していること!
あれは誰?と思った方、多かったのでは?!
こんなお茶目なキャスティングも、今回のエピソードならではですね!