2005年2月12日。ベーカー通りのアパート。必死に火事を消そうとする消防士たち。住人のプリシラは、4階にいる自分の赤ちゃんを助けてほしいと消防士の1人に懇願。だが建物から戻った別の消防士は、絶望的な表情を見せる。プリシラの生後8か月の息子マックスは事故死したと扱われる。
そして現在。麻薬課のサッカルド刑事に呼び出されたリリーは、ヘロイン常習者だというプリシラと留置場で対面。何とプリシラは、公園でマックスを見かけたという。
生前にケンカした母親を思い出したリリーはプリシラを相手にしない気だったが、何かが引っかかってコールドケースの扉を開く。
注意:以下、ねたばれあり
最終回にふさわしいどんでん返しのハッピーエンド。
死んだはずの赤ちゃんが実は生きていて、赤ちゃんのために立ち直ろうとしていた母親と無事再会することに。
コールドケースは、基本、古いの死亡事件を再捜査するというものなので、生きていたというエンディングに救われました。
母親との確執があったリリーも、今回の事件で少し心が軽くなったかな?
それにしても、不妊に悩むリハビリセンターのカウンセラーのロイスが、夫と一緒に赤ちゃん強奪計画を考えるとは。
プリシラに、赤ちゃんを自分の不注意で火事で焼死させてしまったという、苦しみを与えておきながら、平気で奪った子供と幸せな生活をしていたなんて。
被虐待児の遺体をすり替え用に使うという考えもぞっとしてしまう。
癖のあるEddie Saccardoも今回は良い人度アップ!
ヘロインを初めてやった時のことを語り出したり。
エンディングも、プリシラと息子の再会時に優しそうな表情で見守っていた。
新シーズンでは、彼の秘密が色々わかってくるのか?
エンディングには涙!
プリシラが、オレンジのガーベラを一本持って息子に差し出すシーンで流れるNickelbackの“Far Away”がぴったりでした。