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CSI:ニューヨーク S5 #4 セックスと嘘とその彼女 Sex, Lies, And Silicone

CSI:NY シーズン5 コンプリートBOX-1 [DVD]

CSIオフィシャルブログより

深夜の『反逆のストリート・パーティー』に現れた1人の女。

彼女は「助けて!」と竹馬姿の男にすがりながら息絶える。顔面と頭部には

複数の裂傷。死因は鈍器による殴打と見られ、傷口にはプラスチックの破片が

混入、ブレスレットには血痕が付着した微物が付着していた。

その後、女の財布が見つかり、身元はアン・スティール、名刺による肩書きは

コンサルタント」と判明。彼女のブラックベリー端末(携帯電話)の記録から、

最後に電話をかけた相手はシンクレア局長と分かる。

 

以下ねたばれあり

 

 

 

タイトルはもちろん映画「セックスと嘘とビデオテープ」を

もじったものです。(原題“Sex, Lies and Videotape”)

 

今回は、ラストがゾクゾクっとするものでした。

フラッシュメモリーを証拠保管庫へ送ったとマックが

シンクレアに言った時に、盗まれちゃうぞ!と心配しましたが

やはり最後に何者かに盗まれてしまいました。

あれはシンクレアの手先でしょうか、それとももっと大御所の?

 

 

☆事件の流れ☆

犯人:トレヴァー・ジョーンズ

職業:司法長官の部下

被害者:アン・スティー

職業:トラブル処理を専門とするフィクサー 有力者にもコネを持つ

アン・スティールが、司法長官関連のデータを入手するため

部下のトレヴァー・ジョーンズに故意に接近。

自宅に行き、彼の目を盗んでPCの極秘資料をダウンロードする。

アン・スティールが慌てて帰った後、PCの電源が入って

いることに気づき、情報を盗まれたことに気付く。

アパートの前でアン・スティールを発見し、言い争いになり

彼女を致命傷を負わせる。

口紅型のフラッシュメモリーを奪い、帰宅。

意識を取り戻したアン・スティールは、通りがかった

『反逆のストリート・パーティー』に参加していた

竹馬の男性に助けを求め、息を引き取る。

トレヴァー・ジョーンズは、フラッシュメモリーの中身を見て

驚き、メモリーを人形の頭の部分に隠す。

 

 

一番お気に入りのシーンは、ラブドール収集家の

Hank Goremの家から証拠の人形を一体運び出す場面でのリンジーとフラックの会話。

Lindsay: Wow. Okay. How weird was that?

There's no way that one of these could replace a real woman!

「ワオ!まったく何なのよこれ?人形がいれば生身の女はいらないってわけ?」

Flack: Oh I don't know, Linds. They're not bad looking.

Think of all the money a guy could save on dinner.

「さあ、どうかな。目の保養になるし、食事をおごってやる必要もない。」

Lindsay: A doll?

I mean I could understand if you dumped me for a real woman but a piece of plastic?

What does she have that I don't have? Huh?

(リンジーが突然大声で、小芝居を!)

「人形でしょ!?

生身の女に負けるならまだしも、プラスチックのかたまりよ!」

(通り沿いのカフェの客が全員注目!やられたっ!という表情のフラック。)

「人形にあって、私に無いものって?」

Flack: Forgive my wife. She's not well.

(カフェの客達に)「すみません、妻がまともじゃなくて。」(と弁明)

I'm gonna get you for that Monroe. Big time.

(リンジーに)「やってくれたな、モンロー!覚えてろっ!」

 

また、アダムのオタクっぷりがわかるシーンも良かったです。

ラブドールを見たアダムは、人形にくぎ付け。

Adam: I've never seen one in my life before, it's so realistic. Can I touch her?

「実物は始めてみるけど、まるで本物みたい。触っても?」

Stella: Adam!

ステラに「アダム!」(と怒られる。)

 

 

今回むかっとしたのは、ホークスの学生時代の友人のグレッグ・プルマンの件。

殺されたアン・スティールのデータの中から

自分の父親の情報を削除してほしいとホークスに頼むために

故意に近づいてきたのでした。

きっぱり断るホークスに、彼の父親が密かにホークスの学費を

肩代りしちたことを話し、恩を返せと言い出すしまつ。

なおきっぱりと断るホークスは、後日グレッグの雇った暴漢に

襲われてケガを。

ホークスは独自に襲ってきた相手について調べ上げ、逮捕。

グレッグに会って奨学金をすべて返済し、決別宣言。

ほんと、むかつく!グレッグ。今後登場しないことを祈ります。