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クリミナル・マインド S4 #8 死の数列 Masterpiece

クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン4 コンパクト BOX [DVD]

番組オフィシャルサイトより

BAUの勧誘のため州内のストレイヤー大学に出向いたロッシとリードに、ひとりの男性が話しかけてきた。ロスチャイルド教授と名乗る男は、自分が殺害した7人の被害者の写真をリードに手渡し、もしBAUが救出しなければ、9時間後にさらに5人死ぬことになると告げた。
ロッシはロスチャイルドを拘束。クワンティコに戻った彼らを待っていたのは、ロレット郡で託児所を経営する女性ケイリー・ロビンソンと、4人の子供が何者かに拉致されたというニュースだった。

※以下ねたばれあり

 

冒頭、学生達にジョークを披露しようとするリード君
Reid: How many existentialists does it take to screw in a light bulb?
「電球を替えるのに実存主義者が何人必要か?」
Rossi: Don't. 「よせ…。」
Reid: Two. One to change the light bulb and one to to observe how it symbolizes an  incandescent beacon of subjectivity in a netherworld of cosmic nothingness.
「二人。一人が電球を替え、もう一人がそれがいかに空虚な冥界における主観性のかがり火を象徴するかを観察する。うふふふふ。」
(会場シーンとなってしまう)
Reid: Um, an existentialist would...
「ああ、実存主義者というのは…」(と説明しはじめたため、ロッシが慌てて)
Rossi: Before he does his quantum physics knock-knock joke, do we have any other questions about opportunities in the FBI?
「じゃあ、彼が量子物理学ジョークを披露する前にFBIの仕事について何か質問はあるかな?」

冒頭のリード君の空気読めない発言に失笑しながらも、皆にフォローしてまわりたい気持ちで見守っていました。

しかし犯人、結局は逆恨みとは。

 

天才VS天才なバトルが見られるのかと思ったが、あえてリード君をはずし、ロッシが対決するってところが見どころ(策略)でした。
リード君と対決するには相手不足だったかも。
一瞬「羊たちの沈黙」のレクター博士みたいだな、と期待していました。
ロッシが慌てだした瞬間、「この人が慌てるわけがない」と思い、ドアの向こう側にいるガルシアの不自然さも感じ、まずは証言を取るってことに専念したのかと納得。

ロッシのほうがうわてだったと気づいた犯人が、最後の抵抗にといきなりロッシに襲いかかりますが、逆にロッシに押さえつけられ、このドラマでは珍しい決め台詞まで言われてしまいます。
最後のキメキメセリフだけ、ホレイショの声に吹き替えしてもらいたかったぐらい!?

I'm gonna be there when they strap you down for that lethal injection. And just before they hit the plunger, I'm gonna lean in real close and tell you to say hello to your scumbag brother.

「お前の処刑はかぶりつきで立ち会わせてもらう。薬物を注射されるその直前、顔がくっつくほど近くによってこう言わせてもらう。“地獄で待っているクソ兄貴によろしくな”と。」

 

面白かったシーンは、やはりケヴィン。
また、ガルシアのオフィスに入り浸っています。
そこへホッチがやってきて、誤魔化そうとするケヴィン。
ガルシアが、ホッチは知っているからと言い、ホッチも「暇な時はいいんだ。」と優しくフォロー。
とはいえ、すかさず
「今は暇じゃない。」"She's busy now." と注意されていました。