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CSI:科学捜査班 S9 第1話 さらば友よ Part2 For Warrick(2)

WOWOWオフィシャルサイトより

マッキーンは車内のウォリックを撃った後、本部に連絡を入れ、さも別の犯人がウォリックを撃って逃走したかのような報告をする。近くにいたグリッソムは無線を聞いて、急いでウォリックのもとに駆けつけるが……。一方、ブラスはマッキーンが告げた犯人の特徴などから、プリチャードを容疑者として手配する。それに応じて、LAに飛ぶ予定だったグレッグは空港から引き返し、サラも飛行機で飛んできてそろって協力を申し出る。



※以下ねたばれあり

ウォリックーーーー!!!

こんなふうに降板しないでー!

最初から最後までウルウルしながら観ていました。

元祖CSIなので、本当に愛着も思い入れもあります。

まさか死んでしまうなんて!

絶対助かると信じていたのに。

新シーズン、こんな幕開けなんて…。

本当に残念で悲しいです。

サラが久々に登場したのは嬉しいけれども

こんな再開は皆辛いだけでしょう。

マッキーン逮捕までのいきさつよりもなによりも

ウォリックの血で染まったグリッソムのシャツとか

現場から動けないメンバーとか

ウォリックの自宅とか

ちょっとしたことで泣いてました。

サラがウォリックの部屋へグレッグと一緒に行き

ウォリックのベットを見て言ったセリフも心にずしっときました。

Sara: You know, after being in so many victim's houses, I never left my house without making the bed and taking out the trash, just in case I didn't come home.

「仕事で(被)害者の部屋に行くようになってから、出かける前には必ずベットメイクとゴミ捨てをしてた。万が一の時の為。」

Greg: What about now?「今でも?」

Sara: Since I left Vegas, I don't do that anymore.

「べガスを出てからはやってない。」

ウォリックの部屋から親権争いに使う予定だった、ウォリックの精神鑑定時に録画したDVDが出てきました。

サラは、現場へ急いで行こうとするグリッソムを強引に引き止め、そのDVDを見せていました。

Look, the most important thing you need to know about how to raise a child is how give a child love, and I've been loved. He says I've always tried to be a good man, and I've screwed up. And when I have there's always been one man in my life to set me straight. I've learned a lot from him, how to be fair, how to forgive, ... how to be inspired, how to inspire others.

「子供を育てるのに一番大事なのは愛情を与えることです。私は愛されて育った。良い人間になろうと努力したがしくじったことも。でもその時常に道を正してくれる人がいたんです。彼から多くのことを学んだ。フェアであること。人を許すこと。感性を豊かにし、人に感動させること。」

If I could've picked my own father, I'da picked him.

「もし自分が父親を選べるなら、その人にする…。」

ウォリックが語っているのは、もちろんグリッソムのこと…。

ウォリックの葬儀の時のグリッソムの挨拶

As crime scene investigators, we meet people on the worst day of their lives. They've just lost a family member, somebody they loved, often in a horrible way. A piece of their heart is gone, and will never be replaced. The phrase we're trained to offer them, "I'm sorry for your loss", as we know now, doesn't offer much. Warrick Brown was a young boy when his parents passed away. Much too young to learn that life can be so tragically short. But I think that it taught him how precious life is, and so he lived his life to the fullest, each day as if it was his last day. I was with Warrick on his last day. All the qualities that defined him, his tenaciousness, his deep sense of loyalty, his courage to risk his life for what he knew was right, all those traits were with him on that last day. Just before he died, we were all having breakfast together. Our team. His friends. His family. And Warrick was... he was ... I'm going to miss him so much.

CSIの捜査官として私達は人々の最悪の日に立ち会います。彼らは愛する家族の一員をむごいやり方で奪い取られたのです。心の一部がもぎ取られ、決して元には戻らない。遺族を前に私たちは決まってこう言います。「お悔やみ申し上げます。」その言葉も今はむなしいだけです。ウォリック・ブラウンは、幼くして両親を亡くしました。子供にはまだ人生のはかなさはわからなかったにせよ、命あることの大切さを実感したはずです。だからこそ彼はまるで明日という日が無いかのように、日々精一杯生きてきました。その最後の日を共にしました。ウォリックは最後までかわらず、非常に粘り強く、あくまで公務に忠実で、勇気を持って正義のために命をかけました。彼の持ち味は最後の日まで発揮されたのです。彼が死ぬ直前に、皆で朝食をとりました。チームで一緒に。友であり、家族でした。そしてウォリックは…、彼は…。(すすり泣くグリッソム)いなくなって悲しい…。(涙が止まらないグリッソム)」

もう涙涙ですよ。

皆の涙を観て、さらに涙です…。

こんな去り方、悲しすぎます。