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クリミナル・マインド FBI行動分析課 S4 第10話 『殉職警官』 Brothers in Arms

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番組オフィシャルブログより

アリゾナ州フェニックスで警官を狙った連続銃撃事件発生、4日間で3人が殺された。地元警察は、警察に恨みを持つストリート・ギャングの犯行と決めてかかっていたが、署長のマークスはシリアルキラーを疑いBAUに協力を依頼した。

犯行はいずれも警報や通報を使って警官を誘い出し、待ち伏せし、357マグナムで射殺している。確かにいずれの事件も発生区域はストリートギャングのシマだが、犯人が被害者から記念品としてバッジを奪っていることから、BAUもシリアルキラーの犯行と考え、現地に急行する。ところが署長の行動を警官たちは裏切りと考えており、地元警察の協力を得るのも難しい状況だった。


以下ねたばれあり

出た!ジェイコブ!(「LOST」ジェイコブ役Mark Pellegrino

お前が犯人だなー!

と、途中まで決めつけていた私。ごめんなさい。

意外にもジェイコブ=エヴァンス刑事は良い人でした。

今回の犯人は、自分の力を誇示したい弱い男でした…。

私の知っている小柄な男性の中にも、自分を

必要以上に大きく見せようとする人達がいました。

自分は仕事が出来ると誇示したり、ディベートでは負けないという人、

ガツガツ感があって、とにかく金さえあれば…という考えの人も。

小さくないけれど華奢な男性は、空手を習っていた経験があったり。

何となく根っこに「体力的に弱い男」というコンプレックスを

克服しようとしてこうなったのか?と思うところがありました。

今回の犯人がどういう幼少期を経てきたのかなど

詳細はわかりませんが、イメージ映像のようなシーンでは

子供のころに大きな男の子に喧嘩を挑んではいつもコテンパに

負けていた…というものがありました。

自分より大きな相手に挑んでいくというのは、男の血が騒ぐのでしょうか???

今は草食系男子がもてるのにぃー。

(ドラマとずれた話ばかりですみません。)

今回は、警官が殺される事件ということでモーガンがメインのエピソードでした。

(モーガンが10歳の頃、父親が目の前で殺されたという経験を持つ。)

エヴァンス刑事が、犯人はギャングの(通称)プレイボーイだと決めつけそうになるシーンでは、

No, we don't. Lieutenant, you think I don't know how bad you want this guy? I was a uniform just like you. I saw a lot of cops go down. Before that I watched my father get shot. He was killed doing his job – a cop's job. So don't think I don't know.

「決めつけちゃ駄目だ。何が何でも犯人を捕まえたいって気持ちはわかるよ。俺は元警官だ。仲間が大勢亡くした。親父も俺の目の前で撃ち殺された。俺の親父は殉職警官なんだ。だから他人事じゃない。」

と訴えていました。

最後のシーンでも、BAUメンバーで一人だけ殉職したカニンガムのお葬式に参列し、カニンガムの息子のサムに「君のパパはヒーローなんだよ」と話しかけていました。

もうひとり気になるゲストは、存在感たっぷりのビニーこと、Doug Jones

ファイトクラブのキャプテン役が似合ってました~。

怪しげな表情にカリスマ的存在感。

また登場しないかな?と思えるキャラクターでした。

こんなちょっとの登場じゃもったいないなー。

それにしても、ホッチをねらうなんて!

まったくもうっ!!!