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クリミナル・マインド S4 #22 『闇夜に浮かぶ観覧車』 The Big Wheel

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オフィシャルブログより

ニューヨーク州バッファローで、不動産業者のミシェル・ワトソンが刺殺され、その6日後、警察宛に殺害の様子を撮影したムービー・ファイルが送られてきた。BAUは映像分析のためにガルシアも伴って現地にとんだ。送られてきた映像は約9分間。犯人の自宅とおぼしき部屋から始まり、通った道、会話を交わした通行人、殺害の様子が記録されていた。さらに自宅の場面には、室内モニターがあり、そこには別の刺殺事件の映像が流れていた。しかし何よりも異常なのは、犯人がカメラにうつるように赤いマジックで「HELP ME」と書いていることだ。通常サイコパスから、こういうメッセージは出てこない。もしこのメッセージが犯人の本心で救いを求めているのだとすれば、犯人は何らかの理由で自分自身を取り戻し、殺人をやめたいのにやめられず、ジレンマに苦しんでいることになる。




以下ねたばれあり

恐ろしい殺人鬼ではあるけれども、そうなった原因は悲しい。

犯人:ヴィンセント

1983年ヴィンセント9歳

父親が母親キム・ローリンズを刺殺したのを目撃

心を病んでしまう。

ヴィンセントは、母親の殺害映像を繰り返し見直し、

現場を再現するために殺人を繰り返す。

11人目の被害者になった母親をさがす盲目の少年スタンリーを

観たヴィンセント。→スタンリーと自分を重ねる。

ヴィンセント

スタンリーのボランティアとなり、心の平静を保っていた。

ストリート・ギャングに強盗にあいかけ、ギャングを刺殺。

相手に腹部を撃たれる。

スタンリーの誕生日

一緒に遊園地に出かけ、部屋で二人で作った観覧車に乗ることに。

スタンリーが、「ママと一緒に殺されていれば良かった」と言うが

「死にたいなんて思っちゃ駄目だ。君は特別なのだから。」と説得。

そして、ギャングに腹部を撃たれていたヴィンセントは、

観覧車に乗ったまま息絶える…。

自分の目の前で父親が母親を殺害したところを目撃した子供に

もっと何かケアは出来なかったのか?と思う。

だからこそ、今後スタンリーを細く長くケアしていってほしい。

結局いつもひどいトラウマを受けるのは子供ばかりな気がする。