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クリミナル・マインド S5 #4 破壊者の群れ Criminal Minds Hopeless

クリミナル・マインド/FBI vs. 異常犯罪 シーズン5 コンパクト BOX [DVD]

オフィシャルブログより

FBIのお膝元であるワシントンDCのサウスイースト地区で、4人の人間が惨殺された。犯人は高級住宅地の一般住居に侵入し、ホームパーティに集まった白人と黒人の2組のカップルを鈍器で撲殺した。この一帯はもともと黒人労働者が多い地域だったが、このところ再開発が進み、高級住宅地が急増。格差が軋轢を生み、破壊行為が相次いでいた

以下ねたばれあり

 

 

ウクライナ21

Dnepropetrovsk maniacsとも呼ばれているこの事件を参考にしたのではと言われている。
クライナのドニプロペトロウシク州に住む若者らが起こした事件で、被害者が21人いたため、ウクライナ21と呼ばれている。
詳細は、あえて書かないでおく。関連動画は観ないことをお勧めします。

 

 

感想

救われない事件だった。
邦題の「破壊者の群れ」より、原題「Hopeless」がぴったりだった。
人生を絶望し生き甲斐が見つけられず、暴力だけが生きる証である犯人達。
犯人に対し怒りをぶつけようとする地元警官達を止められないホッチの絶望感。
そして、警察に囲まれた犯人達が最後に選んだのは射殺される道。
事件は終わったが、最悪のエンディングとなってしまった。

犯人達は、どんな生い立ちだったのだろう。
殺害シーンのビデオを見ながら、お酒を飲んでストレス発散出来るなんて。
生まれた時から普通の人とは違うと思いたい。
おまえら何なんだ?と、犯人に怒りをぶつけるモーガンに「ただの遊びだよ」と悪びれずに答える犯人。
いつか自分の罪を反省する日は来るのか?

今回、リード君はあまり活躍せず。まだ松葉杖。
軽そうだから、私がリード君を御姫様抱っこをしてあちこち運んであげたい。

モーガンは、被害者家族と必要以上に関わるなとガルシアに忠告されるけれど、言うこと聞かず。
まさかあの女性と今後何か接点が?
犯人に怒りをぶつけたりもするし、冷静ではなかった。
そこがモーガンらしくもあり、心配でもあり。

ホッチもまだ、多少精神的に揺らいでいるのか?
以前のクールなホッチとは少し違う気がする。