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サブウェイ123激突 The Taking of Pelham 123

サブウェイ123 激突 コレクターズ・エディション [DVD]  

ウィキペディアより

午後2時、ニューヨーク地下鉄運行司令部で働くガーバーは、ペラム発1時23分の電車「ペラム123号」が緊急停止したことに気付く。しかも、その電車はなぜか1両だけほかの車両と切り離されて停止していた。胸騒ぎを覚えたガーバーが無線連絡すると、ライダーと名乗る男が人質19名の命と引き換えに、残り59分で1,000万ドルを市長に用意させるよう要求してくる。無線を通じて彼らと粘り強い交渉を続け、人質の解放と事件解決を図るが…。

 

以下ねたばれあり

 

 

 

デンゼル・ワシントン、大好きな俳優なのだが最近パッとしない。

この作品も、ジョン・トラボルタと出演しているのだが、驚くほど練られてない。

NY市長役にジェームズ・ギャンドルフィーニ、というキャスティングは最高だけど

せっかくの面白いキャスティングがまったく行かされていない。

ああ、もったいない!

歯がゆい。

 

ツッコミどころも色々あって。

スナイパーさんのズボンにネズミがもぐりこんで噛まれて、

つい撃った…というのは、わからなくもない。

でも、地下鉄テロのような事件が起きている時に、反対路線は普通に電車が

走っていたり。バンバン撃ってる犯人がいる車両の横を走らせて良いもの?!

身代金を運ぶ様子も、あんなに何台ものバイクでサイレン鳴らしまくって

走らせているのに、事故ありすぎじゃ?(まあ、無茶な走行しているのですが)

 

拍子抜けしたのは、ラスト。

彼は市長と簡単に話しをし、地下鉄で家路へ。

(この時の市長の話も感動していいのか、笑っていいのかわからず。)

 

奥さんに頼まれた牛乳を持って帰宅。

わかる。その設定わかる。

けれど、必要だったのかな?あのシーン。

 

もっとドキドキさせたり、感動させられたり、泣かされても良さそうな

話しなのに、最後まで肩透かし。

 

カモネッティ警部補との男の友情みたいなものも

もっと濃く描いてほしかった。

そうすれば最後のヘリからの挨拶も「カッコいい!」って思えたのに。

 

ああ、やっぱりもったいない!

 

 

【映画ロケーション】

 

 グランド・セントラル・ターミナル

 

マンハッタン橋