1976年アメリカ、フェラデルフィア。不況が続く中、街の人々の希望はNFLの地元チーム、イーグルスの勝利だったが、応援するもむなしく、勝利の女神に見放されたままシーズンが終了した。次のシーズンでは何としても勝ち星を掴まなければならないイーグルスに、新たに配属された監督のディック・ヴァーミールは、プロのチームとしては異例の「一般からの公開オーディション」を開催することをテレビで報じる。
臨時教師のヴィンス・パパーリ、30才は、仲間と一緒にストリートでアメリカン・フットボールに興じるのが唯一の楽しみだった。高校でのアメリカン・フットボールの経験しかない彼だが、仲間の中では誰もが認めるスター選手で、常にチームの中心人物だ。しかし、彼も不況の余波を受け、臨時教師の職を失い、夜のバーテンダーのバイトを増やしながら日々の生活を繋いでいた。先の見えない生活に嫌気のさした妻が彼のもとを去り、行き詰まるパパーリ。そんな時、イーグルスの公開オーディションが開かれることがテレビで放送される。30才という年齢と、大学フットボールの経験のないパパーリ。彼は、公開オーディションでホーム・スタジアムでプレーができるだけでも幸せだ、と言う周囲からの応援により、参加を決意する。
以下ネタばれあり
スポーツもの、そしてアメフトものに弱い私。
この映画は気になってはいたけれど、マーク・ウォルバーグがアメフト選手という
イメージが無く見ていなかった。
監督役のグレッグ・ギニアより小柄。
だが、小柄ではあるけれど、一般参加で成り上がっていった選手という設定なので
意外とすんなり受け入れられた。
主人公、ヴィンス・パパーリは実在のアメフト選手。
実際のパパーリは、188センチ・88.5キロの大きな人物。
何かを成し遂げた人物って良い顔していますが、実在のパパーリも
マーク・ウォルバーグよりもハンサムです。
ディズニー作品なので、子供から大人まで安心して見られます。
特に主人公の地元のアメフト仲間達との友情が描かれたシーンが素晴らしい!
後半の雨の中のラグビーシーンが、実はラストの試合のシーンよりも
感動的だったりします。
最後の試合のシーンでも、彼のラグビー仲間達の喜ぶ表情が良かった。
特にカーク・アセヴェド演じるトミーが良かったな!
ヴィンスの応援団長トミー。
アメフトは、日本であまり人気が出ませんが、私は大好き!
アメフト映画は、かなり観ているほうだと思う。
この作品は、アメフトのルールがわからなくても楽しめる作品なので
まだ見ていない方は是非!
そして、もうひと花咲かせたいと思う男性に特におすすめ。
【映画ロケーション】
フランクリン・フィールド
ババー (Rosewood Bar) 店の公式サイト
ヴィンスの父の家