映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

今を生きる Dead Poets Society

いまを生きる (字幕版)

ウィキペディアより

規則の厳しい全寮制のエリート高校。生徒たちはその中で、毎日抑圧された生活を送っていた。そんな時に新しく赴任してきた型破りな教師。彼は「教科書なんか破り捨てろ」と言い、詩の本当の素晴らしさ、生きることの素晴らしさについて教えようとする。初めは戸惑っていた生徒たちも、次第に規則や親の期待に縛られない、自由な生き方を望むようになるが…。

以下ネタばれあり ※ラストに関わる記事あり

 

今まで観た映画の中のベスト3に入る作品です。
思い入れが強すぎて、なかなか記事に出来ませんでした。
今日、テレビで久々観ましたが、号泣でした。
何度も観ているので、泣かせるシーンの前に泣く。
今までロビン・ウィリアムズにはどれだけ泣かされたことか!

 

今ではもう生徒役の俳優陣もだいぶ大人になりましたが、この映画に思い入れが強すぎて、彼らが活躍する姿を見かけると、「ああ、大きくなって…」と近所のおばちゃん目線で目を細めてしまいます。

 

ニール役のロバート・ショーン・レナードは、この映画の後、これ以上の良い役に恵まれなかったように見えますが

最近は海外ドラマ「Dr.ハウス」で活躍していて、本気で良かったと思っています。
父親の希望通りの医者になったのかしら…なんて思うとまた涙!

から騒ぎ [Blu-ray]  

他には、映画「から騒ぎ」もはまり役なので是非!
(この作品には、デンゼル・ワシントンキアヌ・リーブス等も出演しています。お勧め作品です。)

映画で使われている“O Captain! My Captain!”という詩は、アメリカの詩人ウォルト・ホイットマンが、エイブラハム・リンカーンに捧げたという有名な詩です。
こちらに、詩が和訳されているサイトを紹介しておきます。

ロビン・ウィリアムズのキーティング先生、生徒たち1人1人が丁寧に描かれ、どのキャラクターにも思い入れがあります。
その中でも、トッド・アンダーソン(イーサン・ホーク)の成長し変わっていく姿が素晴らしかった。
おとなしくて授業で発言出来ない程のトッドが、ニールと相部屋になり、先生や仲間に刺激され、内に秘めていた思いを外に吐きだしていく様子に涙!
ニールの死を知った時の彼の嗚咽する様子、そしてあのラストシーン。

 

ロケ地は、アメリカ合衆国デラウェア州ミドルタウンにあるセント・アンドリューズ・スクール(St. Andrew’s School)。


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男子校だったが、現在は共学。
チャーリー・ダルトン(ヌワンダ)の思いが通じた!?

 

ニールの父親がいくら傲慢とはいえ、母親がもっと強ければこんなことにはならなかったのに…と後悔ばかり。
あのような男性と結婚したら、あの母親のようになるか、もしくは離婚するしか選択肢はないかもしれないが、母親ぐらい息子の味方になってあげてほしかった。
わかっていたはずなのに、夫に逆らえなかったところが辛い。

トッドの親も、2年連続同じ誕生日プレゼントを送るなんて。それも文房具セット。
愛されていないって思ってしまいますよね。
私が代りに母親になってあげます。