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クリミナル・マインド S5 #12 『人形の館』 Criminal Minds "The Uncanny Valley”

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(2010/09/07)
Shemar Moore、Matthew Gray Gubler 他

オフィシャルブログより

アトランティックシティで立て続けに二人の女性の遺体が発見された。一人目は公園で発見されたステイシア・ジャクソン。二人目は遊園地のメリーゴーランドに乗せられていたリタ・スチュワート。ステイシアは黒人で弁護士。リタは金髪でウエートレス。二人とも小柄だという以外に、被害者に共通点はない。レイプも暴力の痕跡もないが、脳から筋肉への信号を遮断する薬物が検出された。遺体はきれいで、爪にはネイルがほどこされ、まるで被害者のためにあつらえたようにフィットしたシフォンのクラシカルなドレスを着せられていた。被害者が小柄であることとその扱い方から、BAUは犯人は女性である可能性が高いと判断する。

 

以下ネタばれあり

 

 

怖すぎる!
あまりにインパクトがあるエピソードで、人形見るのが怖くなりそう。
でも、リード君が久々大活躍で嬉しかった。

-事件が起きるまで-
犯人:サマンサ・マルコム
父親:マルコム医師 未成年専門の精神療養施設を経営
母親:サマンサが幼い頃に死亡
母親の死のショックから、自傷行為を始める。 
父親(の言い分として)は、ありとあらゆる治療を受けさせたが効果がなく、電気ショック療法をするように。

マルコム医師は、小児性愛者。
娘のサマンサへも、性的虐待を繰り返す。
口封じのため、電気ショックをし、その後にヴァロワ社の人形をプレゼント。
(最近まで、大量の抗精神病薬を投与も。)→サマンサは、薬に詳しくなる。
施設に入院する他の少女たちにも同じことをし、口封じのために人形を与え、それを自分のオフィスの棚にコレクションしていた。

サマンサは、父からもらったヴァロア社の人形を大切にし、手作りの洋服を作るようになり、裁縫の技術を上達させていく。

ヴァロア社 人形の手作りドレスのコンテストを開催。
ドレスと一緒に提出した作文から、児童虐待を匂わせる内容が。
(サマンサは、電気ショックについて書いていた。)
コンテストは中止となり、ドレスと作文は警察に提出。

サマンサは、病院の施設である一軒家で1人暮らしを始めるが、彼女が大切にしていた人形達を父親に奪われてしまう。

サマンサは、人形の代わりになる女性を拉致しはじめる。
小柄でスタイルが良く美しい女性がターゲット。
薬物で身体を動けないようにし、人形と同じようなドレスをそれぞれに作り、点滴で栄養を与え、生きた人形として部屋に飾っていた。
誰かが亡くなると、綺麗な衣装のまま遊園地等に置き去りにし、また別の似た女性を拉致することを繰り返す。

リード君は、マルコム医師の性的虐待を暴き、取引としてサマンサの住所を聞き出し、彼女が大切にしていた人形を持ってサマンサの自宅へ。
サマンサに優しく語りかけ、人形を渡すと、サマンサは従順に。
医療班チームを呼び3人の被害者女性を救出。
サマンサは刑事とともに警察へ。
~事件解決~


あの父親が逮捕されることを祈るばかり。
リード君のお見事な推理にうっとり。

 

 ガルシアの新しい髪型、可愛い♪

 

このネタで一本映画が作れそうな内容でした。
やっぱり凄い、クリミナル・マインド!