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THE MENTALIST S2 第20話「赤い血だまり」 Red All Over

THE MENTALIST/メンタリスト〈セカンド・シーズン〉 コンプリート・ボックス [DVD]

オフィシャルサイトより

ハリントン・メディアというテレビ局や新聞社など複合メディア社の新CEO就任パーティーで、前CEOハリントン氏の息子ザンダーが殺される。ザンダーのオフィスから新聞社のリストラ案のファイルがなくなっており、ジェーンはそのファイルを盗んだ女性記者ヘザーを発見する。

以下ネタバレあり

 

ゲストスターに、マルコム・マクダウェル(『時計じかけのオレンジ』)。
カルト教団“Scientology”のリーダー、ブレッド・スタイルズを演じています。
今後は、シーズン3の第3話“The Blood On His Hands”に登場予定です。

 

カルト教団施設へ向かうジェーンとチョウ。
20世紀少年に出てくるカルト教団「ともだち」風目玉なデザインに苦笑い。



【ザンダー・ハリントン殺害事件】
大企業ハリントン・メディアの新CEOの就任披露パーティーで、新CEOになるはずのザンダー・ハリントンが、何者かに首を刺され死亡。

ハリントン・メディアの大規模なリストラ計画。
教団の記事が掲載されることを知り、ハリントン・メディアを脅迫していたカルト教団サイエントロジー
優秀な長男ザンダーを妬む次男エド・ハリントン等、動機がありそうな人達は色々いたが、真犯人は、父親のアレクサンダー・ハリントンだった。

殺害動機は、長男ザンダーが父アレクサンダーの新しい妻であるタラと不倫をし、タラがザンダーとの子供を出産したのではと勘違いしたこと。
実際には、赤ちゃんの父親は次男のエドだった。
タラが不倫をと怪しんだアレクサンダーは、DNA鑑定をし、自分の子供ではないと判定が出た後、ザンダーを責め、衝動的に殺害してしまった。
自分の子供にはそっけないが、長男の娘のアシュリーをとても可愛がっていた様子をジェーンは見逃していなかった。

でも、いくら夫に不満があるからといって、義理の息子と関係を持ったり、もう一人の息子にヒソヒソと相談したりするものか?!
タラは即離婚されるだろうが、その後のハリントン・メディアはどうなっていくのか?
次男エドではなく、やはりザンダーの妻Sadie HarringtonがCEOになるのか?
アレクサンダーも優秀な弁護士軍団に支えられて、罪を逃れてしまいそう。

 

面白かったシーンは、カルト教団でのジェーン。

“内なるヴィジョンを鑑定する”という機械に早速挑戦

色々なことを言い当てられ、ショックを受けるふりをするジェーン。
完全に遊ばれている教団のおじさん。
大きな写真パネルの人物は、カルト教団“Scientology”のリーダー、ブレッド・スタイルズ。
帰り際、ギフトショップは無いのか?教団のマグカップとか売っていないのか?などと言いだすジェーンも可笑しかった。

 

最後のシーンも良かった。
ジェーンに関し苦情を訴えて来たサイエントロジーのスタイルズをビシっと追い返したハイタワー。
ジェーンにも釘をさし、
「(今回よりも)強い相手だったら貴方はキリキリ舞いね。」
"I'd wanna see you dance for him"と一言。
ダンスは得意だと言い部屋を出たジェーンは、廊下で踊りだす。
最後は、ゲッツやラミレスのようにカメラからフェイドアウト