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PAN AM #2 We'll Always Have Paris

ケイトとローラ姉妹が搭乗するのはパリ行きの便!

子供の頃から憧れていたパリに行くことが出来、喜ぶローラ。

しかし、ローラの結婚式のドタキャン後、距離を置いていた母が

2人が乗るパリ行きの便に乗ってきた…。

パイロットのディーンは、突然姿を消したブリジェッドが忘れられずにいた。

以下、中1英語レベルのネタバレ感想

【ローラ Laura Cameron 】

6か月前、結婚式をドタキャンしたローラ。

22歳なのに母に言われるがままに結婚していいのだろうかと悩み、

PAN AMの客室乗務員になった姉ケイトのように世界を旅したいと

ケイトとともに結婚式会場を逃げ出した。

母が連れ戻そうと追いかけてきた時、ケイトが間に入りローラを助けてくれた。

(その後もケイトが自宅にローラの服を取りに行ったりと手助けを。)

憧れのパリ便に乗る日、ローラは子供のころに描いた姉ケイトと2人で

エッフェル塔を見つめる絵をケイトに見せる。

ところが、同じ便の乗客に母親が!

ローラは覚悟を決め、母にディナーを持って行き、隣に座って話しをし

母と和解出来たかと思いきや、パリに到着後母と街に出たローラは

花束を持ってローラを待つ元婚約者の姿を見つけ、母がまだ諦めていなかったことを知る。

その場を走り去るローラ。

その後、ローラの部屋に婚約者が一人で訪れる。

彼は、子供の頃キリマンジャロ登頂の本を読み、いつか自分も冒険がしたいと

芝刈りのバイトでお金を貯めたが、そのお金をローラの婚約指輪の費用にあてたと話す。

【マギー Maggie Ryan】

マギー(のヒップライン)を見つめる男性客。

酔ったその男性客は、人目につかない場所でマギーに無理やりキスをしてきた。

マギーはとっさに食事用のナイフで彼の体を刺すと脅し、その後トイレに監禁。

男は、副機長のテッドに苦情を言い、テッドはマギーに彼にお酒を出すよう指示する。

パリ到着後、マギーがホテルの部屋に戻ると、テッドも見知らぬ女性をつれ部屋に

入るところだった。テッドはジョークで、マギーの部屋にナイフで突き刺してある

ケーキを差し入れていた。

マギーは、テッドがしたことは、あの変態に他の客室乗務員も触っていいと許したようなものだと

怒り、ドアを閉める。

【ディーン&コレット Dean Lowrey&Colette Valois】

空港へ向かうはずのタクシーが故障し、困っていたコレットの前に

パイロットのディーンが通りがかった。

コレットは彼の車を運転し、一緒に飛行場へ向かうことに。

このことがきっかけで、仲良くなったディーンとコレット

ディーンは、姿を消した恋人のブリジェットと以前行った店に

一緒について行ってほしいと、フランス語が堪能な(フランス出身の)コレットに頼む。

ブリジェットと顔見知りだった店のバーテンに、コレットが話しを聞くが

バーテンの男性は、彼女は結婚していたと説明。

ショックを受けるディーン。

酔った彼とコレットは、夜のパリの街でダンスを踊る。

【ケイト Kate Cameron】

ケイトの今回のスパイ活動は、あるパッケージをパリで渡す役目。

暗号の言葉を教えられただけで、相手が誰であるかは知らされなかった。

母と口論になっていた時に、暗号で声をかけられる。

振り向くと、その人物はブリジェットだった。

彼女はもケイトと同じようなスパイ活動をしていたが

ミスをし、CIAの保護プログラムに入らねばならなくなったと説明。

今後はミズーリで別人になって生活をすると言う。

ケイトが持ってきたパッケージには、ブリジェットの新しいIDが入っていた。


エピソードのタイトル“We'll always have Paris”は、

映画「カサブランカ」の有名なリックのセリフ

「僕達にはパリの思い出がある。」から引用されています。

ということで、タイトル通り今回はパリへTake off!

ブリジェットは仕方なくディーンのもとから去ったことがわかった。

今後はもうドラマに出てくることは無いのか?

マギーは、搭乗前の体重測定の際、管理をするロッテンマイヤー風な女性に

「私が計る前に、貴方も体重計に乗りなさいよ!」とすごんでいた。

カッコいい!

機内の酔っ払い客にも容赦しない態度。

今の時代ならば、セクハラとしてすぐに対処されるだろうが

60年代では、客室乗務員の女性へのセクハラは泣き寝入りだったのだろう。

結婚が女性の幸せだと思われていた時代。

ローラをなんとしてでも結婚させようと画策する母に呆れながらも

ドタキャンするってことが今と比べかなりの大スキャンダルなのだろうとも思う。

でも、あの婚約者にローラは似合わない…よね。(-_-;)

ローラの美しいシーンを1つ。