この街では、ハロウィン直前の3日間をデビルズナイトと呼び、人々はマスクやコスチュームを身につけて、お祭りを楽しんでいた。
過去2年、デビルズナイトの3日間に、1晩にひとりの人間を誘拐し、生きたまま焼き殺す連続放火殺人事件が発生。
今年も初日に同様の事件が発生したため、BAUに捜査協力の要請が出された。
以下ネタバレ
【事件の流れ】
犯人:ケイマン・スコット
2004年 ギャングから足を洗う
2005年 交通事故でひどい火傷を負う→事故の相手:トミー・プロクター(最初の被害者)
2ヶ月間昏睡状態中に起こったこと
アパートを失う→大家:トニー・トレル(今回の被害者)
ケイマンの恋人:トレイシー・アンダーソンの妊娠発覚→出産
ケイマンの息子:ダニエル・ケイマン・アンダーソン
現在:クリストファー・エドワーズ:ケイマンを解雇(今回二人目の被害者)
全身に酷い火傷を負い、歩けるようになるまで時間がかかったケイマン。
街中の人がハロウィンの仮装をするデビルズナイトであれば、目立たないと考え
毎年、デビルズナイトの3日間の間だけ、自分が憎む相手を焼き殺していこうと決める。
最後のターゲットは、自分から去った恋人トレイシー。
トレイシーの実の父親であるジェイモーを脅し、トレイシーの居場所を吐かせようとするが
彼は口を割らず、店に火をつけられてしまう。
その後、トレイシーの育ての親である叔母夫婦の家へ向かう。
ケイマンの予想通り、そこにトレイシーがいたが、彼女は男の子の母親になっていた。
ホッチが家の中へ
トレイシーは、ホッチに本当のことをケイマンに伝えるように言われ
男の子がトレイシーの実の息子だと話す。
死んだも同然だった自分の人生に、息子という希望を知ったケイマンは
ホッチの説得でバーナーを置き、男の子に名前を尋ねる。
「ダニエル・ケイマン・アンダーソン」と名乗り、彼の頬をなでる男の子。
ケイマン逮捕。
今回の見所は、やはりホッチと息子ジャックのシーン!
ハロウィンの仮装にスパイダーマンの衣装を準備したパパ・ホッチ。
他にもハロウィン用のクッキーを手作りしていた。(ホッチらしく完璧な出来栄え!)
けれども、息子ジャックは、スパイダーマンの仮装は嫌だと話す。
事件解決後、ハロウィンの夜。
ジャックが自分で決めた仮装を着替えているシーン。
Jack: Dad, don't look at me. 「パパ、見ちゃだめだよ!」
Hotchner: I'm not looking, are you almost ready?「見てないよ!準備出来た?」
Jack: Yeah.
Hotchner: You need any help?「手伝おうか?」
Jack: No.
Hotchner: OK.
Hotchner: Whoa. That is definitely not Spider-Man.「おっと。やっぱりスパイダーマンはやめたんだな。」
Jack: He's not a real superhero.「だって、本当のヒーローがいいんだもの。」
Hotchner: He's not? OK, I give up. Who are you supposed to be?
「本当の?駄目だ。降参!誰の仮装?」
Jack: I'm you, daddy. 「これはパパだよ。」
Hotchner: Let's go get some candy, my little G-Man.「ようし!キャンディーもらいに行こうかGメン君。」
歳のせいで涙腺が弱くなったのか、涙涙のラスト。
クールなホッチも、嬉しそうにジャックをギュっと抱きしめていました。
そして、今回もオタクっぷりを披露するリード君。
皆、一応ひと通り話しを聞いてあげつつ、無反応なところが可笑しい。