とある銀行が強盗に襲われ、支店長が殺される。犯人は現金には手をつけず、貸金庫だけを狙っていた。それを聞いたドクは、アルカトラズの囚人スウィーニーの犯行に違いないと言う。彼が最後に貸金庫から盗んだ物は、アルカトラズの秘密に繋がるものだった。
以下ネタバレあり
Spoilers!
今回の主人公:Cal Sweeney キャル・スウィーニー
銀行の貸金庫ばかりを狙う銀行強盗で逮捕され、アルカトラズへ。
刑務所でクリーニング作業を担当し、禁制品を洗濯物にしのばせて受け取り
客の受刑者に届ける商売をしていた。
弟子志願のハーランに仕事について説明していると、スウィーニーの独房に
副署長テイラーのガサ入れが入ったと連絡が入る。
スウィーニーが、独房へ戻ると彼が大事にしていた金属の小箱が無くなっていた。
怒ったスウィーニーは、テイラーのもとへ行くが、彼は知らないと言い
スウィーニーの商売に入れろと言ってきた。
小箱を返したら考えると強気に返すスウィーニー。
弟子ハーランが、二人きりでテイラーと話すチャンスが作れると言い、
所長の家でおこなわれるパーティーの給仕の仕事があると話す。
スウィーニーはこの話に乗り、彼と共に給紙の仕事につく。
打ち合わせ通り、コーヒー(紅茶?)をテイラーにこぼすハーラン。
テイラーはトイレへ行き、スウィーニーはその後を追う。
商売の取り分は、50/50で話がつくが、テイラーはスウィーニーの箱のことは
知らないと話す。テイラーが嘘をついていると思ったスウィーニーは激怒し
彼の頭をトイレの便器の中へ押し込むが、テイラーは所長にもらったばかりの
万年筆をスウィーニーの腿に突き刺し、スウィーニーは倒れる。
スウィーニーは懲罰房へ30日間入れられることに。
ところが、彼の宝物の金属の箱は、ハーランが持っていた。
(どうやら、スウィーニーは家が火事になり、焼け残った金属の箱以外
何も思い出の品が残らなかったようだ。)
ハーランは、彼の仕事を乗っ取るためにスウィーニーに近づき、彼をはめたのだった。
真実を知ったスウィーニーが金属の箱を踏みつぶした時、副署長のテイラーが
スウィーニーを懲罰房へ連れて行くために迎えにやってきた。
[現在]
スウィーニーは、銀行強盗をするために
銀行の窓口担当の独身の女性職員と偶然出会ったふりをして口説き、
貸金庫で密会しようと誘い、女性に貸金庫の監視カメラを切らせていた。
事件の手口から、すぐにスウィーニーの仕業だと気づいたディエゴ・ソト博士
(通称Doc)。
彼に騙された窓口の女性が映った銀行の監視カメラの映像を見て
レベッカは、同じフラワーアレンジメントが窓口のテーブルに置かれていることに
気づく。
花屋の店員から話を聞き、彼がもう一人花を贈っていたことが判明。
急いでその銀行へ向かうが、注射をする前に女性に気づかれ防犯ブザーを押された
スウィーニーは、銀行に立てこもることになる。
警察より先にスウィーニーの身柄を確保しなければならないため
ハウザーは、スウィーニーを銀行から脱出させることを考える。
レベッカが銀行へ侵入し、スウィーニーを説得し外へ連れ出す。
しかし、レベッカに助けられたスウィーニーは、彼女に銃を向け
逃走しようとしたため、レベッカは故意に車をぶつけ、気を失った彼に手錠をかける。
[エンディング]
スウィーニーが貸金庫から盗んだものは大きめの鍵だった。
ハウザーは、その鍵が刑務所のどこかにの鍵ではないかと考え調査させていた。
鍵は、レーザー加工されており、囚人達が失踪した時代には無い技術だと語る。
フラッシュバック
スウィーニーを騙して商売を奪ったハーランが、署長にアルカトラズの地下へ
連れて来られていた。
ハーランに興味を持った人物と会わせると言う署長。
そして、ハーランに明るい未来が待っている、と言ったことろでエンディング。
現代に蘇った囚人達が持っていた鍵を調べていたハウザー。
その鍵は、ハーランに興味を持ったという人物がいる地下の部屋の入口の鍵だった。
所長が使った鍵は3本。
今後も、鍵を持つ囚人が出てくるのだろう。
スウィーニーの過去(火事のこと等)について、今後わかってくるのか?
また、ズル賢いハーランの将来は本当に明るいものになっていくのか?
地下にいる人物は、現代からやってきた人間なのか?
それとも、さらに未来の人物なのか???
あの地下の部屋は誰が作ったものなのか?
謎はまだ深まるばかりです。