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ミディアム S7 #3 #4 弟の結末 Part1,2  Means and Ends / How to Kill a Good Guy

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番組オフィシャルブログより

リー・スキャンロン刑事は夜ごと悪夢にうなされる。夢の内容はいつも子供のころの出来事で、兄のポールが自分をかばい、父親から折檻されるシーンだった。
そんなある日、スキャンロンはローレンス・レイモンドという男から訴訟を起こされる。レイモンドは札付きのワルで、20年前から犯罪を繰り返していた。彼は「スキャンロンが突然現れ、妻子の前で自分に殴る・蹴るの暴行を加えた」と主張する。このことでスキャンロンは調査委員会にかけられる。

以下ネタバレあり

 

リー・スキャロン刑事は、アリソンから兄ポール・スキャンロンが殺されることを予知されながらも、犯罪を繰り返す兄が許せず、兄を救おうとしなかった。

そのため、殺された兄は、弟のリーに復讐しようと、彼に毎晩悪夢を見させて、スキャロン刑事は寝不足で疲れきっていた。

スキャロンは、DVを繰り返すローレンス・レイモンドをマークしていたが、ある日、寝不足で判断力が鈍ったためなのか、彼の家へ行き、家族の前でボコボコにしてしまう。
数日後、スキャロンはローレンス・レイモンドに訴えられるが、その時の記憶が一切ないスキャロン。
スキャロンは調査委員会にかけられることになる。

スキャロンのため証言をしようとしたアリソンだったが、あるスキャロンの夢を見る。
ローレンスの妻に会いにいったスキャロンが、彼女が偽名を使っていることや、彼女が過去犯した犯罪について指摘し、裁判で証言しないよう脅していたのだった。
その上、スキャロンが兄を見殺しにしたことがわかり、アリソンは、スキャロンに絶交宣言する。

 


 

ある日、アリソンは検事局のオフィスで少女の霊に話しかけられる。
キャロライン・クルーガーと名乗り、殺されてソノラ砂漠に埋められていると話す。

デヴァロス検事とアリソンは、ソノラ砂漠の管轄の担当者ギロリー保安官の協力のもとキャロラインの死体を発見する。

その夜アリソンは、キャロラインが、ポール・スキャンロンを相手に、売春している夢を見る。
すぐにアリソンは、ギロリー保安官に夢の話をすると、保安官は捜査せずにポールが殺人犯だと決め付ける。

リー・スキャロン刑事は、いくら兄でも殺人はしないと言い、独自で調査を始める。

アリソンは、リーの兄が殺したと信じていたが、実はポールとキャロラインがお互い憎い相手を追い詰めるためにに手を組み、アリソンにわざと勘違いするような夢を見せていたことがわかる。
キャロラインを殺したのは、ギロリー保安官だったのだ。

キャロラインとポールの思惑通り、ギロリー保安官とスキャロンは、キャロライン殺害現場であるトイレで相打ちとなるが、真実を知ったアリソンが現場へ急行し、救命医が蘇生したおかげでスキャロンは一命をとりとめる。

 

2回にわけてリー・スキャロン刑事と兄ポールの確執について描かれたエピソード。
リーはこのまま自滅していってしまうのか?と思っていたのでホッとしました。

リー関連の事件とは別なエピソードも見逃せないものでした。
Part1のほうの、行方不明の大学生の事件がとても面白かった。
大学に進学するアリエルに寮のルームメイトの女の子から電話があるのだが、それがなんと既に亡くなった女の子だとわかりびっくり!
見ごたえある事件解決でした。

 

アリエルが、家を出ることになり、寂しがる両親とマリーとは逆に、姉がいなくなってせいせいするというブリジッド。
ブリジッドの言葉にショックを受けるアリエルだったが、それが本心ではないと気づく。
素直じゃないブリジッドの気持ちがよく分かり、最後は涙でした。
しっかりもののお姉ちゃんがいなくなってしまい寂しくなりますが、ブリジッドがその分成長するのかもしれませんね。
ラストはどういうお話になるのか楽しみにしています。