今回マシンが弾き出した対象者は、なんとカーター刑事だった。リースとフィンチは、カーターに関わる多くの注意人物の中から、少年ロニー殺しの容疑者ヘクターと、妻に暴力を続けるコバック、そしてイライアスの3名にターゲットを絞り、監視を始めるが…。
以下ネタバレあり
マシンが選んだ番号は、カーター刑事のものだった。
カーターを恨む人物は3人。
①少年ロニーを殺害したヘクター
②家庭内暴力で妻を苦しめる夫コバック
③イタリアンマフィアのボス、イライアス
①は、ヘクターが起こした事件の証人として、カーターが説得した少年だが
ヘクターからの脅しに負け、証人をやめてしまった。
証人をやめても、自分を裏切ろうとしたロニーを殺害したヘクターだが
案の定証拠がない。
②夫コバックに暴力を受けながらも、夫をかばい続ける妻を心配し
カーター刑事は、夫に脅しをかけていた。
③署内にも協力者がいるというイタリアンマフィアのボス、イライアス。
イライアスを追うカーター刑事に対し、イライアスから恩恵を受けている
警察関係者は、カーター刑事が邪魔だと考え、消そうとしていた。
ヘクターを襲うジョン。
武器ディーラーであるヘクターから銃とヘクターの車を奪う。
ヘクターは、しばらく街を出ることに。
暴力夫コバックも、難なく縛り上げたジョン。
奥さんは、バスルームに逃げ込み無事だったが、ジョンが来なかったら殺されていたと話す。
(妻の証言により、夫は逮捕され、妻は離婚出来るだろう。)
残るはイライアス(警察内部)。
大胆にも葬式花をカーターのデスクに届けるイライアス。
イライアスは、カーター刑事の情報屋を脅し、彼にカーターを殺させようとしたが
防弾ベストを着ていたカーターは無事だった。
情報屋は射殺される。
イライアスと手を組んでいた悪徳警官を脅すジョン。
しばらくは、カーター刑事は狙われないはずだが、ジョンが今後イライアスに狙われないか心配。
カーター刑事のフラッシュバック
2004年、カーターが軍にいた時のこと。
捕虜になったテロリストのユスフに、彼の命と家族の安全と引き換えに
自爆テロの弾薬がある武器庫へ案内するようカーターが説得する。
カーターを信じ、武器庫へ案内したユスフだったが、ユスフは殺されてしまう。
事実を知ったカーターが激怒し、上官にくってかかると
彼は、カーターの正義感を“きれいごとだ”と言い
"It's a long war - and you're all alone!"
「戦争は続くが、一人で戦え。」
と言い、カーターの援護はしないと脅す。
それと対照的に描かれたのが、
情報屋に裏切られ倒れているカーター刑事にジョンが励ますシーン。
"Whether you like me or not... you're not alone."
「俺のことが好きでも嫌いでも、君は一人じゃない。」
翌日、息子とダイナーで朝食をとるカーターを見守るジョン。
ジョンが自分を見守っていることに気付くカーター。
素敵なエンディングでした。
ファスコがもらったあの人形(監視カメラつきだけど)可愛かった。(笑)
ジョンに脅されているとはいえ、ファスコが良い人になりすぎている感じも。
良い人になったほうが精神的にも楽だと思う。
それにしてもアメリカってそんなに悪徳警官がいるものなの?!
日本も警察関係の不祥事多いけどね。