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PERSON OF INTEREST 第9話 「カーター刑事」 Get Carter

オフィシャルサイトより

今回マシンが弾き出した対象者は、なんとカーター刑事だった。リースとフィンチは、カーターに関わる多くの注意人物の中から、少年ロニー殺しの容疑者ヘクターと、妻に暴力を続けるコバック、そしてイライアスの3名にターゲットを絞り、監視を始めるが…。

以下ネタバレあり



マシンが選んだ番号は、カーター刑事のものだった。

カーターを恨む人物は3人。

①少年ロニーを殺害したヘクター

家庭内暴力で妻を苦しめる夫コバック

③イタリアンマフィアのボス、イライアス

①は、ヘクターが起こした事件の証人として、カーターが説得した少年だが

ヘクターからの脅しに負け、証人をやめてしまった。

証人をやめても、自分を裏切ろうとしたロニーを殺害したヘクターだが

案の定証拠がない。

②夫コバックに暴力を受けながらも、夫をかばい続ける妻を心配し

カーター刑事は、夫に脅しをかけていた。

③署内にも協力者がいるというイタリアンマフィアのボス、イライアス。

イライアスを追うカーター刑事に対し、イライアスから恩恵を受けている

警察関係者は、カーター刑事が邪魔だと考え、消そうとしていた。

ヘクターを襲うジョン。

武器ディーラーであるヘクターから銃とヘクターの車を奪う。

ヘクターは、しばらく街を出ることに。

暴力夫コバックも、難なく縛り上げたジョン。

奥さんは、バスルームに逃げ込み無事だったが、ジョンが来なかったら殺されていたと話す。

(妻の証言により、夫は逮捕され、妻は離婚出来るだろう。)

残るはイライアス(警察内部)。

大胆にも葬式花をカーターのデスクに届けるイライアス。

イライアスは、カーター刑事の情報屋を脅し、彼にカーターを殺させようとしたが

防弾ベストを着ていたカーターは無事だった。

情報屋は射殺される。

イライアスと手を組んでいた悪徳警官を脅すジョン。

しばらくは、カーター刑事は狙われないはずだが、ジョンが今後イライアスに狙われないか心配。


カーター刑事のフラッシュバック

2004年、カーターが軍にいた時のこと。

捕虜になったテロリストのユスフに、彼の命と家族の安全と引き換えに

自爆テロの弾薬がある武器庫へ案内するようカーターが説得する。

カーターを信じ、武器庫へ案内したユスフだったが、ユスフは殺されてしまう。

事実を知ったカーターが激怒し、上官にくってかかると

彼は、カーターの正義感を“きれいごとだ”と言い

"It's a long war - and you're all alone!"

「戦争は続くが、一人で戦え。」

と言い、カーターの援護はしないと脅す。

それと対照的に描かれたのが、

情報屋に裏切られ倒れているカーター刑事にジョンが励ますシーン。

"Whether you like me or not... you're not alone."

「俺のことが好きでも嫌いでも、君は一人じゃない。」

翌日、息子とダイナーで朝食をとるカーターを見守るジョン。

ジョンが自分を見守っていることに気付くカーター。

素敵なエンディングでした。


ファスコがもらったあの人形(監視カメラつきだけど)可愛かった。(笑)

ジョンに脅されているとはいえ、ファスコが良い人になりすぎている感じも。

良い人になったほうが精神的にも楽だと思う。

それにしてもアメリカってそんなに悪徳警官がいるものなの?!

日本も警察関係の不祥事多いけどね。