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フェイシズ Faces in the Crowd (2011)

フェイシズ [DVD]  

 

Amazonよりあらすじ

女性を殺してレイプし、泣く…。出没する連続殺人鬼は、“涙のジャック"と呼ばれた。
6件目の犯行が起こる。目撃者は、恋人と順風満帆な生活を送る小学校の女性教師、アンナ。アンナは“涙のジャック"に追いかけられ川に落ち一命を取り留めるも、確かに目撃していたはずの犯人の「顔」が思い出せない。橋から落ちた時のショックで<相貌失認:人の顔が判別できない症状>になってしまっていた。
アンナは必死に記憶を呼び起こそうとするも、捜査は一向に進まない。そして、7人目、8人目の被害者が出る。
人の顔がわからない唯一の目撃者―。
この連続殺人を食い止めることはできるのか!?家族や恋人の顔さえわからなくなったアンナに忍び寄る“涙のジャック"の影・・・。そして、アンナの症状を知った“涙のジャック"が隣に…。“涙のジャック"の正体は…?

以下ネタバレあり

 

アクションスターのミラ・ジョヴォヴィッチが、か弱き女性を演じたのがとても新鮮だった。
連続殺人犯に狙われるヒロインが、顔の判別が出来ないという病気“相貌失認”だというのも面白い。
俳優さんは、イメージが固まるのを嫌がるというが、ミラ・ジョヴォヴィッチも闘う女というイメージを払拭したかったのだろう。
銃を持ってオタオタしてしまうミラ。お得意のはず、なんて思ってしまう。

刑事役のジュリアン・マクマホン(のお腹)には驚かされた。
いつの間にあんなに貫録が!
ただ、「NIP/TUCK」のイケメンよりも、この映画でのくまちゃん姿のほうがタイプだ。
ヒロインが、ただ一人顔を判別出来る男性。運命、それとも…。

すぐに犯人はわかってしまうので、推理を楽しむ作品ではないですが、ヒロインのアンナと同じ立場だったら…と思いながら、ドキドキ映画を楽しむことをお勧めします。