#1
アメリカの田舎町、普段は何事もなく住人は暮らしている。そんな町に見えないドーム状の障壁が突然あらわれ、外部世界と遮断されてしまう。 町全体を取り囲む障壁は、透明で外界の様子は見えるものの音は聞こえず、行き来することが出来ない。上空を飛んでいたセスナでさえ障壁に激突して大破してしまう。 障壁を辿り、出入り口を探す者も現れるが、住宅、森、動物、人間でさえも寸断されている。
#2
放たれた火種
いきさつ上、ジュリアの家で寝泊まりすることになったバービー。その頃、ドームに触れたことで命を落としたデュークは、リンダによって遺体安置室へ。だがそこで・・・。
以下ネタバレあり
主要キャスト
①デイル・バーバラ 謎の男 通称:バービー
ジュリア・シャムウェイの夫ピーターを争いの末、殺害。森に埋める。
ピーターとはお金がらみで揉めていた?
②ジュリア・シャムウェイ 地元新聞編集長
家に帰らぬ夫ピーターを、浮気中と勘違い。
夫殺害犯であるバービーを家に泊まらせている。
③ジェイムズ・レニー 町政委員兼中古車業店主 通称:ビッグ・ジム
警察署長と牧師とともに、街のためと言い訳し、ドラッグ製造を。
④リンダ・エスキヴェル 警察官・巡査
同僚の弟の消防署員と結婚間近。
警察署長を父親のように慕っていた。
⑤ジェイムズ・レニー・ジュニア ビッグ・ジムの息子
恋人アンジーを自宅核シェルターに監禁
⑥デューク・パーキンズ保安官 警察署長
村の秘密を知っていたが、ドームに近づき、ペースメーカーが爆発し死亡。
ある日突然、村が透明なドームに覆われ、外と遮断されてしまう。
水道以外、ガス・電気とも使えず、電話もできなくなる。
あまりに透明すぎて、飛行機も車も動物もドームに気付かず激突。
初めてさわると、静電気のように少しびりっと電気が走るようだ。
ドームが出来た瞬間、その境界線上にあったものは、全て真っ二つに!
牛がスパっと半分にスライスされ、崩れ落ちるシーンはショッキングだ。
後日、アンジー(監禁されている女性)の弟ジョー・マカリスターが
友人とドームで区切られた場所を散策している時に
ピクニックに来てたらしき人物の膝下が残されていたシーンにも驚かされた。
膝下を切断した人物は、這って助けを呼び、どうやら救出されたよう!
警察署長が亡くなり、次は牧師もか?と思いきや、ギリギリで救出され、少し驚く。
ビッグ・ジムの息子は、ちょっと面倒くさそう。
ビッグ・ジムは、町を牛耳ろうとしている様子があるので
息子の監禁事件をもみ消すんじゃないかと今から心配。
ドームが出来た事で、村中が無法地帯になることを恐れていた警官ポール。
威嚇射撃した銃弾がドームに跳ね返り、同僚フレディが流れ弾に当たり死亡。
トラブルメーカーは、今後更なるトラブルを引き起こしていくのか?
ドラッグ以外に、村にはどんな秘密があるのか???
また、ジョー・マカリスターとノリー・カルバート=ヒルが倒れた後つぶやいていた
ピンクの星が降ってくるという言葉の意味は???
閉ざされたドームの中で、人々の裏の顔が少しずつ暴かれていくSFというよりも
人間ドラマがテーマなのかな?
![]() | アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫) (2013/10/10) スティーヴン キング 商品詳細を見る |
原作は、スティーブン・キング。
上記動画にS.キングが出演しています。
彼の作品を映画化したものは、冒頭のドラマチックさがラストに向かうにつれ
尻すぼみになる…という作品が多い気がする。
これはぜひ最後までワクワクさせてもらいたい。
原作、先に読んでしまいたいけれど、ドラマを楽しみたいので我慢しよう。
次回予告
あ!あいつまさかの逃走か!?