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Seeking a Friend for the End of the World エンド・オブ・ザ・ワールド (2012)

エンド・オブ・ザ・ワールド DVD  

 

映画.comよりあらすじ(解説)抜粋

地球滅亡を目前に、一緒に旅することになった中年男性と若き隣人女性の姿を、「40歳の童貞男」のスティーブ・カレル&「パイレーツ・オブ・カリビアン」のキーラ・ナイトレイ共演で描いたロマンティックストーリー。地球に惑星が急接近し、もうすぐ人類が滅亡することが判明した。そんな中、妻に置き去りにされた男性ドッジは、ふとしたきっかけで隣の家に住む女性ペニーと仲良くなる。やがてふたりは、ドッジの高校時代の恋人オリビアに会いに行くため一緒に旅に出る。

 

 

以下ネタバレあり

 



安定を愛する真面目だけが取り柄な男ドッジ。

人類が滅亡することが判明した後も、淡々と保険会社の営業の仕事を続けていた。

ふとしたきっかけで、アパートの上の階に住んでいた女性ペニーと知り合いになる。

それがキーラ・ナイトレイ演じるペニー。

彼女は、家族と共にイギリスの自宅へ戻る予定だったが、一人飛行機に

乗り遅れてしまった。

 

イギリスへ戻りたいと願うペニーと、高校時代の恋人オリビアに会いたいドッジ。

ドッジは、ペニーに自家用機を持つ知人がいると言い、一緒に旅に出ることに。

  

ペニーと出会い、ソファーで熟睡する寝顔を見た時から、ドッジはペニーに恋して

いたのだろうなと思います。

 

そして、彼女とベッドで見つめ合いながら最期を迎えることになるラスト

(ドッジにとってはハッピーエンド)まで、

その思いが繋がっていたのかなと感じました。

 

 


 

この映画で大好きなシーンは、なんといってもFriendsy'sのシーン!!!

 

 

アメリカのFriendly'sをもじった名前にしてあります。

また、店員のユニフォームは、日本でお馴染みなTGI Friday'sにそっくり!

どちらの店も、誕生日のお客さんに店員全員でバースデーソングを歌ってくれます♪

 

 

私だったら最期の時、この映画のFriendsy'sでバカ騒ぎをしながら終えたいなと

思ってしまいました。

店員役のコメディアンTJ Millerが最高なので要チェック!

 


 

この映画、主人公の二人がとても良いですが、脇役も豪華!

 

ドッジの父親役には、Martin Sheen。

ヒッチハイクをして乗せてくれた男性役には、CSI:科学捜査班のグリッソム役で

有名なWilliam Petersen。

 

ドッジの妻リンダを演じたのは、実生活でも妻であるNancy Carell 。

 

 

 


 

地球最後の日を迎えるにあたり、彼らのアパートの周りでは、暴動略奪が

勃発していましたが

2人が旅に出ると、意外にも静かな街並みが広がっていました。

 

悲観して自殺をする人や、自分に対して殺害依頼をする人等がいる一方で、

海岸で彼らが出会ったのは、運命を受け入れ、心穏やかに愛する人と最期を

迎えようとする人々。

本当にそんな日がくることになったら、世界はどうなってしまうのかなと思います。

 

タイトルからパニックCG作品と勘違いする方が多そう。

コメディ恋愛作品、というのが合ってるかな?

 

絶賛はされない作品でしょうが、私は結構好きです。