Wikipediaよりあらすじ抜粋
リストラの危機にあった真面目なだけが取り柄の冴えない中年男フランソワ・ピニョンは、ゲイであると嘘をつけば差別で糾弾されることを恐れる会社が解雇を撤回するはずだと隣人ベローヌからアドバイスされ、実際にその通りにしたところ、予想外の騒動が起きてしまう。
以下ネタバレあり
ハッピーになる映画です。
気の弱い地味な経理担当のピニョン。
奥さんに愛想をつかされ、息子にも相手にされない冴えない男。
ある日、自分がリストラになることを知り、自殺まで考えるが
隣に引っ越してきたベローヌという男性に、クビにならなくても良い方法を
アドバイスされる。
それは、
ゲイ(と嘘をついて)のカミングアウト。
役員たちは、ゴム(コンドーム)会社のため、ゲイの社員を解雇したと知られれば
人種差別問題になると考え、ピニョン解雇を撤回。
同僚達は彼を見る目が変わり、さらに誤解からの騒動を巻き起こしていく。
撮影場所のゴム工場は、なんと日本の相模ゴムのフランス工場。
ジェラール・ドパルデューがやはり良いですね!
悪役だけれども、最終的に可愛くなってしまう。
ピニョンに気を遣う時の彼のハニカミ具合が最高に可笑しい。
主人公と同じように妻に愛想をつかされ離婚をし、子供達は妻側へ。
会社ではリストラ候補の筆頭になり、人生追い詰められている方
騙されたと思って、一度この映画を見た方がいいと思います。
意外なことが人生好転させてくれるかもしれません。
確かに、こんなコメディ作品のようにうまくいくことはなかなかないでしょう。
けれども、自殺が頭をよぎるぐらい追い詰められているならば
ちっちゃな石でも、何か投じれば、人生変わっていくかもしれない。
と、前向きに思わせてくれる作品ですヨ!