ある日突然、死の恐怖にとらわれたアルフィは、若返りの特訓に励み、挙句の果てにコールガールを恋人にする始末。妻のヘレナは夫のそんな様子に茫然自失で、インチキ占い師の助言に従って新しいパートナーを見つける。一方、2人の娘サリーと一発屋の作家ロイの夫婦にも、危機が到来。サリーはギャラリー経営者にひかれ、ロイは自宅の窓越しに見かけた赤い服の美女に心奪われてしまい……。
以下ネタバレあり
年相応
分相応って大事だよね
父:アルフィ・シェプリッジ (アンソニー・ホプキンス)
老いた妻を捨て離婚。→慰謝料、そして元サヤには戻れない。
コールガールの若いだけのバカ女と結婚。→金遣いが荒く、男遊びも。
バイアグラを飲み、お相手をする。→妻は若い男と不倫。
母:ヘレナ・シェプリッジ (ジェマ・ジョーンズ)
霊能者に頼る→夫からの慰謝料をつぎこむ。
波長が合う男性と出会い結婚予定。
気持ち悪い男だけど、二人が幸せならそれが正解。
娘:サリー・チャニング(ナオミ・ワッツ)
夫を働かせない→いつまでも売れない小説家
上司に恋心→単なる勘違いで失恋
友人を応援→上司と友人が不倫→失恋
退職し、ギャラリー開店→母の資金援助の話が立ち消えし、無職に。
娘の夫:ロイ・チャニング(ジョシュ・ブローリン)
医者を辞め小説家に→処女作のみヒット
隣のアパートの美女を口説く→美女は結婚寸前で破談に。
死んだ友人の作品を盗作し、出版→友人は一命を取りとめる。
新作出版は無し、美女との新生活も立ち消え。
ある程度の歳になると、何故か焦りだす人がいる。
体を鍛えること、流行に敏感なこと、オシャレなことは素晴らしい。
だが、結構な割合で『痛々しい若返り』に。
簡単な例として
白髪を明るい茶髪に→顔の老け具合と髪の色が合わず、より老けて見える。
流行りの服を着る→9号体型が自慢だろうが、服だけ浮いて見える。
整形→意外と気付かれてます。
流行り口調→必死感。
ウッディ・アレンは、俺の感性は老いぼれちゃいないぜ、って思いながら作ったのか?
【映画 ロケーション】
ローラースケートのシーン 奥にウォータールー橋が見える
印象的な青い橋のシーン (自転車のシーンや語らうシーン等)
ウェストボーン・テラス・ロード橋
ジュエリー購入店
ロイとディアのランチ Beach Blanket Babylon
ロイとディアが買い物をしたスーパー 背景から場所が特定できる
書店 (実際の番地のまま)