開発業者のスキナーが、再選を目指すNY市長の資金集めのためにパーティを主催。エリオット、ウェブスター、キャリーは半ば強制的に参加させられることに。市長とエリオットが会場を後にしようとエレベーターに乗った直後、銃を持った男数人に占拠されてしまう。エレベーター内とNYPDには犯人から「1時間以内に1億ドル用意しろ」と声明が届く。キャリーたちは人質を救うため、即興の作戦を開始するが……。
以下ネタバレあり
「私はアルファでありオメガ、最初であり最後、始まりであり終わり」
(ヨハネ黙示録)
タイトルは、日本の「ダイハードの教訓」のほうがわかりやすいです。
犯人の狙いも、人質や身代金ということではなく、ビル近辺の電源を落とさせるのが
目的でした。
ツッコみポイント
①冒頭の空き瓶をグリーンの中に捨てるシーン。
絶対にあれが、後で活きてくるだろうというほど、わざとらしい感はあり。
絶体絶命のキャリーの助けになるので良しとしますが。
②オメガの部下
完全犯罪を目指すオメガにしては、部下がボーっとしている。
映画では、部下の中にも切れ者が一人はいるはずだが。
③セキュリティー番号全部一緒
これも暗証番号で入出するシーンが映ったため、後であそこに逃げ込むのか?と予測出来てしまう。
上手くできているのは仕方ないけど。
④時限爆弾
エレベーターからの脱出シーン
ギリギリのわりに、余裕で脱出する。
色々とツッコみながらも、このドラマはキャスティングが完璧だと思っています。
それぞれの役割が単純で判りやすく、安心して観ていられます。
他のドラマとは違い、多分最後まで主要キャストが亡くなるような展開は無いでしょう。
殺人事件等があっても、CSI等と違い、あまりグロテスクな描写がないのも好き。
そこがつまらないという海外ドラマファンも多いだろうが、
グロテスクさやジェットコースター的な内容のドラマが乱発しているので
たまにこういう犯罪ドラマをリラックスしながら楽しみたい。
ラブシーンが無いのは、ママであるポピー・モンゴメリーの意向かな?
それもまた海外ドラマには珍しくて良いなと思っています。
そんな母の思いを知ってか知らずか、子供はゾンビものが大好き!
もうガッカリです。