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ペリカン文書 The Pelican Brief (1993)

ペリカン文書 [DVD]  

Wikipediaよりあらすじ抜粋

ワシントンD.C.で2人の最高裁判事が、ほぼ同時に国際テロリストの手によって殺害される。殺された判事の弟子のひとりトーマス・キャラハン(サム・シェパード)は、ニューオーリンズのテューレーン大学のロー・スクールで教授をしているが、ニュースを聞いていたく傷心する。その学生で恋人のダービー・ショウ(ジュリア・ロバーツ)は、2人の最高裁判事を殺害するための動機についてリサーチをし、ある仮説にたどりつく。しかし、あまりにも荒唐無稽な内容だった為、授業用のレポートとしてキャラハンに提出する。キャラハンは、葬儀に出席するためにワシントンD.C.へ行き、そこで同窓のFBI法律顧問(ジョン・ハード)に会い、何気なくショウのレポートを顧問に見せる。数日後、ニューオリンズにいたショウの目の前で、キャラハンが乗った車が爆j発する。

ネタバレ注意 

 

ペリカン文書〈上〉 (新潮文庫)

原作は、John Grishamの同名小説。
原作では、デンゼル・ワシントン演じるグレイ・グランサムは、白人の設定。

 

この作品で、デンゼル・ワシントンのファンになった私は、テレビで放送されるたびに、必ず見るようにしている。
マルコムXや、クリミゾンタイドもかっこいいが、この映画のデンゼルが一番美しいと思っている。
デンゼルが尊敬するシドニー・ポワチエに似た美しい立ち姿。
余裕のある頭の良い男、理想である。

 


 

古い映画を観て面白いのは、俳優のその後の作品との接点を発見して楽しめること。
トニー・ゴールドウィンは、フレッチャー・コール大統領補佐官役を演じていますが、現在、彼はドラマ「SCANDAL」で、秘密を持つ大統領役として活躍中。
若き頃は、嫌味なインテリ風貌だった彼も、現在はいい感じに老け、個人的に大喜びしている。

 


  

そして、サム・シェパード
今はもうお爺ちゃんですが、この作品のイケメン度が半端ない!
ジュリア・ロバーツ演じる女子大生も“❤”になってしまいますとも。
あらすじでもわかる通り、最初に殺されてしまいますが、教授役が素敵すぎました。

 

 


 

 

そして、大好きなジェイク・ウェーバーもちょい役で!
しかし、事件のキーマンであるガルシア(偽名)役で登場。

トニー・ゴールドウィンと同様、若き頃は少々嫌味なイケメン風貌ゆえ、くせのある役も多かったが、ドラマ「ミディアム」のおかげで、家庭的なイメージが定着。
ドラマが終わってしまい、本当に残念でした。

 


 

今の派手なBGMとは違い、危険なシーンでのピアノのメロディーは、古さは感じるけれど、逆にわかりやすく、ドキドキハラハラ出来るように思えます。

映画の中で、追い詰められていく主人公を演じるジュリア・ロバーツは、ずっと張りつめた顔をしていますが、最後に満面の笑みで映画が終わります。
ジュリアの笑顔は本当に愛くるしく、心からハッピーエンドを楽しめました。

プリティウーマンは、とても大ヒットしましたが、私は彼女の出演作でこの作品が一番大好きです。

 

撮影地紹介 Filming location 

大学の教室のシーン TULANE UNIVERSITY
学生の雰囲気を学ぶために、ジュリア・ロバーツは授業体験したと言われており、実際の大学生も映画に出演している。

 

 

ニューオリンズ Antoine's
キャラハンとダービー・ショウが食事をしたレストラン。

 

殺し屋が入れ替わったことを知らず、手をつなぎながら歩くシーン。
ニューオリンズ スパニッシュ・プラザ

 

ワシントンDC Ben's Chili bowl
グラハム(デンゼル・ワシントン)が、馴染みの情報提供者と会う店。
オバマ大統領や有名人も訪れる歴史ある有名店です。