映画とドラマとロケ地

映画や海外ドラマの撮影地の紹介+レビュー

フライト・ゲーム Non-Stop

Wikipediaより抜粋

航空保安官のビル・マークスは、過去のとある出来事が原因で酒に溺れ、その心は荒みきっていた。一般客を装いニューヨーク発ロンドン行きの便に乗り込んだマークスは、普段と変わらない様子で任務を開始した。ところが、飛行機が大西洋上空に到達した頃、マークスの携帯電話に差出人不明のメールが入る。そのメールには「指定の口座に1億5000万ドル送金しなければ、20分ごとに機内の誰かを殺害する。」という恐ろしい内容が記されていた。ただのイタズラとは思えない内容に危惧の念を抱いたマークスは、独自に捜査を開始するが、彼をあざ笑うかのように次々と犠牲者が出てしまう。しかも、指定された口座の名義人は他ならないマークス自身であり、それが公になったことで味方であるはずの国土安全保障省や乗務員、乗客からも彼自身が犯人なのではないかという疑いをかけられてしまう。敵だらけの状況下で、マークスは姿の見えない凶悪犯と戦うことを決意する。

以下ネタバレあり 右下Continueより



レゴでの予告編。上の予告編と比べて観てみてね!

世界一アクション映えするオヤジ登場

大好きなリーアム・ニーソン主演作、WOWOWにて鑑賞。

他でも書きましたが、私は不幸顔オヤジが、追い詰められながら戦う姿が大好き。

(例:パーソン・オブ・インタレストのジム・カヴィーゼル等)

今回の映画でも、幼い娘を亡くし、飲んだくれのオヤジという設定。

ヨレヨレのアル中ヘビースモーカーなオッサンとはいえ、普通のオッサンとはわけが違う。

身長193センチの長身でのアクションは大迫力!

むろん、肩幅あり手足長く、顔もイケメンなのだから文句のつけようがない。

トム・クルーズのアクションなど、なで肩のちっちゃいのが足元チョコチョコ程度にしか見えなくなってくる。

以前であれば、ハリソン・フォードが当たり役な役柄だと思いますが

あの方は不幸顔ではなく、インディのイメージか、どこかコミカルな雰囲気も漂ってくるので

追い詰められてる感が少ないのです。

映画「エアフォースワン」を比べてみても、機内で追い詰められている似た設定ですが

コミカル含む、華やかなエンディング。

しかし、リーアム出演作は、御茶目さゼロ、言い訳ゼロのビター感。

そこがまた良いんです。


犯人が機内にいるという設定ですが、乗客には怪しい人が沢山おり

従業員も怪しいと思えば、怪しく見えてきて、犯人探しもなかなか楽しい。

怪しい人々

副操縦士 Jason Butler Harner 悪役が多い俳優さんなのでマーク。

 今年起きた、ドイツ機墜落事件などを思い出し、個人的には冒頭1番に怪しむ。

・刑事役 Corey Stoll  目つきが鋭すき

 だが、最初怪しげに映る人は、得てして良い人側のことが多い。

・Dr. Fahim Nasir  アラブ系の医師

 アラブ系というだけで、怪しむ人もいるだろうというキャスティングだろう。

・Tom Bowen (メガネ) 一度怪しませておいて、安心させてからの‥。

・Zack White (座席を代わる男性) 彼が犯人側だとは全く考えていなかったが

 スマートフォンプログラマという設定で怪しむ。

フライト・アテンダントさんたち 男(犯人)に協力するという設定が他の作品でも多いため。

犯人除外メンバー

・トラヴィス・ミッシェル ギャング風 そこまで頭が良さそうではない。

スマホのドイツ人青年 動画にアップしただけの子供。飛行機でスマホ使うな、親注意せよ!

・Jen Summers 役のジュリアン・ムーア (当然)


映画をネタにしたコメディ。楽しそうです。

最新作は、遠藤周作の「沈黙」の映画化「Silence」の予定。

監督は、マーティン・スコセッシ

リーアムが演じるのは、棄教したフェレイラ神父役。

これぞ不幸顔真骨頂!!!

楽しみだけれども、観るのが辛そうな作品です。