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ハウス・オブ・カード 野望の階段 HOUSE OF CARDS S3 Chapter31, Chapter32

ソフトシェル ハウス・オブ・カード 野望の階段 SEASON3 [DVD]

第31章(ウィキペディアあらすじ参照)

フランクは、コロンビア特別区の市長からアメリカ・ワークスへの支持を得る。アメリカ合衆国国土安全保障長官を更迭し、FEMAを直接指揮して予算をアメリカ・ワークスに転用。
ダンバーがフランクにかけている圧力をそらすため、フランクはシャープに2016年の大統領選に出馬し、自分を攻撃するよう説得し、見返りに、ダンバーが選挙戦から降りた後にシャープを副大統領にすると約束。
シャープは、未婚であるために支持が得られないかと考え、アラン・クックと婚約することに。
スタンパーはダンバーに自分を売り込むため、クレアの暴行事件に関する書類をダンバーに見せる。ダンパーは女性をターゲットにはしない話すが、スタンパーを雇うことに決める。
クレアは、平和維持決議案への支持を得るために、大統領令イスラエルに部隊を展開するようフランクに求める。ロシアは平和裏に妥協案を話し合うことに合意し、同性愛者を差別する法律に反対する活動をロシア国内で行い、逮捕されていたアメリカ人のコリガンを釈放も約束する。

第32章
フランクとクレアは、交渉のためにモスクワに飛ぶ。
クレアは、コリガンの独房に行き、違法活動をロシアに謝罪するのが釈放の条件だと説明するが、コリガンは、ロシアが同性愛者を差別する法律を改正しない限り、釈放されなくてもよいとつっぱねる。
一方、両国の合意した声明をコリガンが出さない限り、ペトロフは釈放を認めず、国連決議の交渉もしようとしない。
コリガンが合意するまで、クレアはコリガンの独房から出ないと居座る。
オルセイは、病院で性病検査を受け、検査結果は陰性だったが、陽性であったとリサに嘘をつき同情させ、レイチェルに関する情報を聞き出す。
ペトロフは、個人的には同性愛を禁じる法律に反対だが、伝統と国民感情を重んじるため、法律を順守せざるを得ないとフランクに認める。その後、フランクとペトロフは、フランクの出す声明および国連決議についておうやく合意する。
独房で、疲れたクレアが眠っている間に、コリガンはクレアのスカーフを使い、自殺してしまう。
記者会見で、ペトロフとフランクが合意を発表する前に、クレアがコリガンへの哀悼の意を表すことに。
コリガンの考え、思いを聞いていたクレアは、ロシアの法律を非難して会見の席を立ち去る。
混乱したフランクはそのまま後を追い、アメリカとロシアは決裂する。

  

目的のため手段を選ばない夫妻だったはずだが、コリガンのようにどんな圧力にも屈しない真っ直ぐな人物と出会い、クレアの正義感に灯がともったのかもしれない。
結果、自分の意見をガツンと言ったクレアに、大国の大統領2人がオロオロしてしまう事態に。
これは見ものだったはず。

もちろん帰りのエアフォースワンの中では大ゲンカに。
どうやらクレアはもう、離婚も考えているのかもしれない。
一番の理解者である妻のクレアにも邪魔され、フランクは立て直し不可能か?
ライバル達は一斉に叩いてくるだろうが、フランクに勝算はまだあるのだろうか?

 

 

ベーブ・ルースの名言「諦めない奴には誰も勝てないんだ。」ではないが、諦めないフランクは、追い込まれ苦しみながらも、決して大統領の椅子は譲らないはず。
かなり追い込まれているが、諦めず戦い、今後大逆転が起こるだろうと楽しみにしています。