とある海辺でボトルの中に入った手紙が発見され、コペンハーゲン警察の特別部署「特捜部Q」で未解決事件を取り扱う、はみだし者の刑事カールと相棒のアサド、そして女性秘書のローセが調査に乗り出すことに。手紙はどうやら7〜8年前に書かれたものでインクがにじんでほとんど判読不能だったが、差出人の頭文字Pを手掛かりに調査を進めるうち、エホバの証人の信者たちの子どもを狙った謎の連続誘拐事件が次第に浮上し…。
以下ネタバレあり
デンマークの作家、ユッシ・エーズラ・オールスンの人気シリーズの第3弾。
コペンハーゲン警察の地下で、過去の未解決事件を専門に扱う「特捜部Q」。
今回の事件は、スコットランドの海辺に流れ着いた、事件性がありそうなメッセージボトルの内容。
アサドらによって、解読されていくうちに、連続誘拐事件に明らかになっていく…。
結果、サイコパスの起こした事件だったのだが、この手の作品にありがちの
幼少期の親からの虐待→(追い詰められての殺害→)虐待の呪縛からのサイコパス、
という悪循環で成長してきた人物だった。
裕福に暮らす自宅と子供たちを閉じ込めている浸水した船小屋とのギャップが恐ろしい。
インタビュー映像