ロンドンで暮らすヨンソン夫妻は、サンドハムン島に豪華な別荘を建てたことを島民に知らせるため、大規模なパーティーを開く。しかし、島の申し合わせを無視したことで、島民からは反発を受けていた。同じころ、トーマス刑事は、海辺に揚がった焼死体の正体が誰なのかを突き止めようとし……。
以下ねたばれあり
リゾート地サンドハムン島に豪華な別荘が完成し、家の主であるカールセンとセリアは、島の住人らを招待し盛大なパーティーを開く。
しかし、彼らを快く思っていない島民もいるらしく、パーティーの準備中、テントに脅迫文が貼られていたり、隣人夫婦から苦情を訴えられるも、夫カールセンは気にしていない様子。
別荘を建築した業者から、支払について詰め寄られても、カールセンは深刻に受け取らず、大丈夫の一点張り。
ノラは、悪口を言う隣人らが多い中、中立な立場で夫のジョナスとパーティーを楽しんでいた。
しばらくすると、酔ったカールセンが、イベント業者の女性を口説き、パーティー会場から姿を消す。
その後、見知らぬロシア人が夫に会いに来て、不安になるセリア。
結局、カールセンが戻らぬままパーティーはお開きになり、セリアら家族が寝静まった頃、別荘脇に作られたサウナ小屋が放火され、中から焼死体が一体発見される。
お気に入りのシリーズの新作を楽しみにしていた。
いつも通り、怪しい人物が数人登場するも、最後があっけなくてビックリ！
隣人問題、金銭問題、夫婦関係などなど、もっとドロドロしそうで楽しみだったのだが。
ノラとトーマスは、お互い結婚しているけれど、いまだお互い意識している関係らしく、こちらは見ていてやきもきしてしまうが、結局いつも通り何もなく、古い友人のままでエンディング。
相変わらずサンドハムン島の景色は美しい。
毎年、夏はサンドハムン島で…なんて一度でいいから言ってみたい。
