韓国で2008年に導入された国民参与裁判制度をテーマにした法廷サスペンス作品。
国民が参加する陪審員裁判が初めて開かれる。国中が注目する中、年齢・職業等異なる8名が陪審員団に選ばれた。彼らが担当する事件は、母親殺しの殺人事件。証拠や自白もあり、刑を量定するだけの簡単な裁判のはずだったが、裁判中、被告人が否認したため、陪審員たちは有罪か無罪かの決断を迫られることに。
以下ネタバレ注意
ロケ地 裁判所①
釜山高等法院 부산고등법원
主人公のクォン・ナム(陪審員8)が、廊下で迷子になるシーン等を撮影。
ロケ地 裁判所②
東亜大学法学専門大学院 동아대학교 법학전문대학원
元釜山地方裁判所庁舎で、廊下のシーン等を撮影したようだ。
十二人の怒れる男
名作「十二人の怒れる男」を観た人は、展開が予想出来てしまう。
この映画でも、陪審員8番が、ヘンリー・フォンダが演じる主人公だった。
こちらの事件は、父親殺しの罪に問われた少年の裁判。
たとえ、結末が予想出来ても、ラストは感動!
三谷幸喜さんの「12人の優しい日本人」(舞台)も思い出しました。
ひとこと(2023年追記)
アマゾン・プライムで久々に観なおした。
名作「十二人の怒れる男」に似た作品ではあるが、最後はわかっていても感動させらっる。
携帯電話の古さは気になるかもしれないが、今観ても充分楽しめる作品。
観ていない方は是非!